2018年11月17-18日、「Raphaスーパークロス野辺山」に、Feltがサポートする「弱虫ペダル サイクリングチーム」が出場。
2日連続開催のDay-2は、今年から日本初のUCI「1」クラスとなった国内最高峰シクロクロスイベントです。
目次
Day1 前田公平選手が日本人最高の3位、織田聖選手が6位
リザルト
男子エリート 前田 公平:3位, 織田 聖:6位, 江越 海玖也:14位
女子エリート 唐見 実世子:DNS
レースレポート
シクロワイアード『Raphaスーパークロス野辺山2018 土曜日 スクゥイッド・デイ再び クラークとルーネルズが野辺山エリート男女レースを制する』
Day2 前田公平選手が、アンソニー・クラークとのスプリントを制して優勝
前田公平選手のレースレポート
野辺山2日目も前日に続き天気も良くコースコンディションはドライ。そして日本初のC1レースとなった。前日のレースにより標高になじんだ事もあり、良い感覚でスタートを切った。
スタート後は目まぐるしく先頭が入れ替わる混戦状態。しかし程なくして前日優勝のアンソニー選手が先頭に立ちハイペースでレースを引っ張っていく。その速いペースに先頭パックはすぐに人数が絞られ、アンソニー選手、エミル選手、ギャリー選手、織田選手、自分の5人になった。アンソニー選手の刻むハイペースに織田選手、そしてレース中盤にギャリー選手が遅れ、先頭パックは3人に。途中、2番手のエミル選手が杭に引っ掛かり落車、後ろにいた自分はストップせざるを得ない状況になり、アンソニー選手が抜け出す場面にもなったが、調子のよさそうなエミル選手に引っ張ってもらう形で追いつき、3人のパックに戻った。終盤に向けて落ち着く場面もあったが、極端にラップが落ちることもなくハイペースでレースは進み、3人パックのまま最終周回へ。登りの頂上付近で先頭に出てみるも決められそうになく、探りを入れようとするもそんな暇を与えてはくれずエミル選手が先頭に。そしてアクシデントは唐突に起きた。エミル選手、自分、アンソニー選手の順でシケインに突入し、後ろのアンソニー選手がインを突き前に出ようとしたところで、エミル選手と接触。結果エミル選手はチェーンが落ちストップ。最後は2人の勝負になった。番手につけた自分は、コーナーの出口で車間が空かないように立ち上がりの加速重視のコーナリングでベタ付きのまま最終コーナー。ギリギリ捲ることができトップでゴール。
普段の国内レースでは出来ないスピードレンジでのレース、ギリギリ耐えて勝負所に残れたレースは今までに無い楽しさと、ギャラリーからの声援が背中を押してくれた。日本のUCI C1レースで日本人として表彰台の真ん中に立てたこと、立たせてもらったことを嬉しく思う。
リザルト
男子エリート 前田 公平 1位, 織田 聖 10位, 江越 海玖也 15位
女子エリート 唐見 実世子 6位
レースレポート
シクロワイアード『Raphaスーパークロス野辺山2018 日曜日三つ巴の勝負を制した前田公平が野辺山初勝利 女子はルーネルズが2連勝』
使用バイク
Felt F1x