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Felt FR1 を大場政登志選手がインプレッション
弱虫ペダルサイクリングチーム 大場政登志 選手に、使用する Felt FR1 をインプレして頂きました。
フェルト FR1 フレームキット
FRはFeltのオールラウンドレーシングモデル。
選手から評判の高かった前作Fシリーズから目指したのは、垂直方向の柔軟性を与えること。
それにより、加速時や荒れた路面でもタイヤは路面に食いつき、パワーを逃しません。
副次的な効果として、振動吸収性も高まっています。
各フレームサイズ毎に剛性としなりを変更するサイズ専用設計も特徴です。
ヘッド径もフレームサイズによって変更されています。
大場 政登志 (おおば まさとし) 選手
チーム:弱虫ペダルサイクリングチーム
身長:176cm
体重:77.5kg
戦歴:
2013
2016
元全日本TTチャンプの大場選手はチームのプレイングコーチを務めます。
全体的な印象はどうでしたか?
見た目は昨年乗っていたAR1に比べてフレームが大変華奢に見えて心配になりましたが、
全くそのようなことはなく、私のようなJPT(実業団レースの最高カテゴリー)では体重が重い方に分類されるような重さもしっかりと受け止めてくれて、平坦良し!上って良し!下って良し!曲がってももがいても!自転車を漕ぐ動作すべてに置いて万能に反応してくれて大変乗りやすく長く乗っていても疲れにくい印象でした。
良かったところを3つ教えてください!
①スッキリとシンプルなフレーム形状と乗りやすさ
エアロロードのような極端な見た目ではなく、昔からあるような形で、最新のテクノロジーを詰め込んだような乗りやすさ。
これまではリアブレーキはシートステーに取り付けられており、その際に台座となるようなブリッジがありましたが、このフレームにはそれがなく、リアブレーキはBB下に取り付けられており後ろから見たときにスッキリしていて好きです。
②BB下ブレーキによる推進力
これによって上記のように見た目スッキリもですが、リアのブリッジがない分なのか衝撃吸収が良く感じられます。
いかなる場面でもしっかりと地に足が着いているようなしっかりと出力を推進力に変えることが出来ている印象が良いです。
③ダンシングの軽快感
上記で地に足が着いてる感じと書きましたが、ダンシング時には自転車の振りは大変軽く感じます。
この時もトラクションは抜けず、しっかりと路面を捉えて前にグングン進む印象で大変感動させていただきました。
どんな人にオススメですか?
上り坂やゴールスプリントなどと言った様々な場面でしっかり反応してとても対応しやすいのですが、乗り心地はガチガチではありません。
リアシートステーを中心にフレームの後ろ側が振動・衝撃吸収に優れており乗り味も優しいく感じられるので様々なニーズを満たしてくれると思いもます。
これからロードレースを始めようと思っている方からロードレース上級者の方などに幅広くおすすめしたいです。
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