フェルトのオールラウンドなロードレーサー、 FRシリーズの2019モデルのご紹介です。
今回ご紹介するのはFR5Disc 。フルカーボンフレーム&ディスクブレーキ搭載モデルです。
FRシリーズは2017モデルで初めてリリースされ、ディスクブレーキ搭載は2018から登場した比較的新しいモデルになります。
目次
【全体像】
画像は540サイズのバイクです。
シマノ105スペックのディスクブレーキ搭載のFRシリーズの完成車としては初登場になります。FRシリーズのディスクブレーキ仕様に手が届きやすくなった嬉しいバイクです。
カラーはブラックとグレーのグラデーション。落ち着いたデザインです。
FELTはアメリカのカリフォルニアにある本社で設計されています。
【フレーム&フォーク】
メインフレームはUHC Performanceカーボン。リアがスルーアクスルになり剛性がアップしたからか、リムブレーキモデルで採用されているAdvencedカーボンではありません。
リアエンドは12×142mmスルーアクスルです(ネジピッチ 1.0mm Syntace X-12規格)
フォークはUHC advenced カーボン 、カーボンコラムになります。
フロントスルーアクスルは12×100mm ねじピッチ 1.5mm です。
【サイズ別ヘッドチューブ】
サイズごとに3種類のコラムのサイズを使い分けています。ライダーの体格に合わせて、大きなサイズでは大口径のベアリングを採用し剛性を確保。小さいサイズでは小口径のベアリングを採用して軽量化を実現しています。
【ブリッジレスシートステー】
シートステーのブリッジが無いフレームの為、振動の吸収性と路面追従性もアップしています。
【トップチューブから伸びるシートステー】
ステーがシートチューブを挟んでトップチューブまで伸びています。
これによりシートステーの幅が広くなるので、横方向のねじれに強くなります。シートステーもわずかに長くなるので、振動吸収性も路面追従性能も向上します。
【フラットマウント油圧ブレーキ】
ディスクロードの規格として一般化してきたフラットマウント。FR5ではシマノ社製のフラットマウント専用の油圧ディスクブレーキを採用しています。
オイルホースはフレーム内蔵。空気抵抗減&スタイリッシュにまとまります。
*サンプル車を撮影している為、実際にスペックされるSTIレバーとは異なります。
実際は新型R7000シリーズになります。
【電動互換フレーム】
グロメットを交換することで電動変速化も可能なフレームです。
【BB386ボトムブラケット採用】
シェル幅86.5ミリのBBは最近スタンダードになってきた規格です。
BB周りはかなりボリュームがあり、しっかり力を伝えてくれそうです。
【FELTオリジナルパーツDEVOX】
ハンドル、ステムはFELTオリジナルブランドのDEVOXを採用。
FRシリーズ2018モデルのステムはFELT VariableAngleでしたが、ノーマルステムに変更されています。前者のステムではハンドル位置を下げたい場合はコラムカットをしなければなりませんでしたが、ノーマルステムになったことにより、微調整が容易になりました。
リムもDEVOX 23ミリハイト、チューブレスレディーのクリンチャーホイールです。
サドルはprologo 社製
バーテープもFELTオリジナル、孔部にはリフレクタブル素材を使っていて安全面も考慮。
シートポストはUHC Performanceカーボン
【タイヤクリアランス28Cまで】
タイヤはvittoria RUBINO 700×25C ですが、クリアランスは設計上28CまでOK。
チェーンステーのクリアランス 写真は25Cタイヤ装着
チェーンステーを裏から 写真は25Cタイヤ装着
【メインコンポはシマノ105】
メインコンポはシマノ105 新型R7000シリーズになります。
クランクはPraxisworks Alba 52×36T
【UCI公認ステッカー】
ダウンチューブにはUCIステッカーが貼られています。これによってUCIの規則に則って製造されていることが証明されます。
気になる価格は税抜¥288,800
今後増えてくると思われるディスクロード、ご検討されている方はFR5Discも是非選択肢に入れていただくと幸いです。
以上、2019年モデルのFELT FR5Disc のご紹介でした。
ライトウェイプロダクツジャパン
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カマタアツシでした