フェルトのオールラウンドなロードレーサー、 FR5 2019モデルのご紹介です。
FRシリーズは2017モデルで初めてリリースされ、2016年モデルまでのFシリーズの走行性能とZシリーズの快適性の良い部分を合わせたレーシングバイクと言えます。
目次
【全体像】
画像は540サイズのバイクです。
2018モデルはレッド基調のフレームでしたが、2019モデルはベースがマットカーボン、レッドカラーが部分的に入っています。従来からあるFELTらしいベーシックな配色になっています。
FELTはアメリカのカリフォルニアにある本社で設計されています。
【フレーム&フォーク】
メインフレームはUHC advanced カーボン
ARやIAシリーズと比較してワングレード高いUHC advanced カーボンが採用されています。FRシリーズではARやIAシリーズと違い、スプリントやヒルクライムなど入力時の反応を良くするためのフレーム設計になっています。
フォークはUHC advenced カーボン 、カーボンコラムになります。
FR5とFR6は同じグレードのカーボンを採用しています。
*FR5でもディスクブレーキ仕様はフレームがperformanceカーボンになります。
【サイズ別ヘッドチューブ】
サイズごとに3種類のコラムのサイズを使い分けています。ライダーの体格に合わせて、大きなサイズでは大口径のベアリングを採用し剛性を確保。小さいサイズでは小口径のベアリングを採用して軽量化を実現しています。
【ブリッジレスシートステー】
シートステーのブリッジが無いフレームの為、振動の吸収性と路面追従性もアップしています。
【トップチューブから伸びるシートステー】
ステーがシートチューブを挟んでトップチューブまで伸びています。
これによりシートステーの幅が広くなるので、横方向のねじれに強くなります。シートステーもわずかに長くなるので、振動吸収性も向上します。
【リアダイレクトマウントブレーキ採用】
リアブレーキはBB付近のチェーンステー側へダイレクトマウント方式となります。BB付近の元々剛性が高い部分にブレーキを配置することで制動力を確保しています。
【電動互換フレーム】
グロメットを交換することで電動変速化も可能なフレームです。
【BB386ボトムブラケット採用】
シェル幅86.5ミリのBBは最近スタンダードになってきた規格です。
BB周りはかなりボリュームがあり、しっかり力を伝えてくれそうです。
【FELTオリジナルパーツDEVOX】
ハンドル、ステムはFELTオリジナルブランドのDEVOXを採用。
2018モデルのステムはFELT VariableAngleでしたが、ノーマルステムに変更されています。前者のステムではハンドル位置を下げたい場合はコラムカットをしなければなりませんでしたが、ノーマルステムになったことにより、微調整が容易になりました。
リムはDEVOX 28ミリハイト、チューブレスレディーのクリンチャーホイールです。
サドルはprologo 社製
【タイヤクリアランス28Cまで】
タイヤはvittoria RUBINO 700×25C ですが、クリアランスは設計上28CまでOK。
チェーンステーのクリアランス 写真は25Cタイヤ装着
シートステーを裏から 写真は25Cタイヤ装着
【メインコンポはシマノ105】
メインコンポはシマノ105 新型R7000シリーズになります。
*写真は実際のクランクとは異なります
【UCI公認ステッカー】
ダウンチューブにはUCIステッカーが貼られています。これによってUCIの規則に則って製造されていることが証明されます。
以上、2019年モデルのFELT FR5 のご紹介でした。
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カマタアツシでした