フェルトのエアロロード AR3 2018&2019モデルのご紹介です。
ARシリーズは2008モデルで初めてリリースされ、1度モデルチェンジをして現在に至ります。トライアスロンバイクで輝かしい成績を収めてきたFELTならではの経験と技術力が詰まっています。完成車販売ではトップグレードとなるAR3を見ていきます。
目次
【全体像】
画像は510サイズのバイクです。
2018年モデルからリリースされているモデルで、2019年モデルも変わらず販売されます。WEBや紙のカタログを見るともう少しブルーが濃い感じに見えますが、実際は結構ビビットなブルーになっています。ライトブルーまでは行かないですが、明るめのブルーと渋めのピンクのツートンカラーという印象です。フレームの表面はマットクリア仕上げ。
アメリカのカリフォルニアにある本社で設計されています。
【フレーム&フォーク】
メインフレームはUHC Performance カーボン
フォークはUHC advenced カーボン カーボンコラム
AR3はAR5と同じグレードのカーボンを採用。AR1とAR FRDはグレードが変わります。
【Twin Tail Fork/ツインテールフォーク】
フォークの肩が後方に向かって伸びたデザイン。後方へ流れる空気抵抗を減らします。
リアブレーキはトップチューブ、シフトケーブルはダウンチューブに内蔵されます。
【Aero Taper Head Tube/エアロテーパーヘッドチューブ】
剛性を保ちつつも空気抵抗削減を追及するため、ヘッドチューブが写真のようなテーパー形状になっています。
【ヘッドチューブの前面投影面積が小さい】
ヘッドチューブの中央部をへこませて前面投影面積を小さくしています。
【Twin Tail Seat Stays/ツインテールシートステー】
シートステーのタイヤ付近もフォークと同じような形状になっていて
シートステーのリアブレーキを排除して、ブレーキを付けるブリッジがない構造によって振動減衰性を高めています。エアロフレームというと硬いイメージがあるのですが、サドルへの突き上げが少ないです。
【Gap Shield Rear Triangle/ギャップシールドリアトライアングル】
トライアスロンモデルの開発時から引き継がれているシートチューブ形状です。
シートチューブとリアホイール付近の抵抗を削減します。
【InternaLoc Seatpost/インターナロックシートポスト】
シートポストを固定するパーツをシートポスト内部に配置することで、フレームに見えるのはボルトだけ。
フレームから飛び出すこともなく、空気抵抗を生まない仕組みです。
【反転可能なシートポスト】
乗り方により、シートポストを反転して前乗り、後乗りのポジションを選べます。
内部のパーツには前後方向があるので、分解した際にはご注意ください。
【汎用パーツの採用】
ハンドル周りはごく普通のパーツをチョイス。ステムが専用品という事もなく、ブレーキも一般的な物になります。汎用パーツを使うことでグレード変更の際やトラブルの対応も早く出来るようにしています。
バーテープはFELTオリジナル、孔が反射素材になっています。
ハンドル、ステムはEASTONのカーボンモデルになっています。
さすが、AR3グレードだけあって、いいパーツが付いています。
【ワイドチェーンステー】
シートステーとは違い、チェーンステーが太くなっています。踏み込んだ時の反応を重視して設計されています。ホイールの内側に向かってチェーンステーが膨らんでいるのが分かります。
リムはFELTオリジナルブランドDEVOX55
カーボンクリンチャー/チューブレスレディー/リムハイト55mm/リム幅17mm
ハブも削り出しで高級感があります。
タイヤは評判の高いコンチネンタル、即レースに出れる仕様です。
ブレーキ、変速関係はシマノアルテグラで統一されています。
以上 2018/2019モデルのAR3のご紹介でした。
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