GT「GRADE ALLOY」インプレ ダート編 山中真

GT GRADE アルミ ダート編インプレをお伝えします

舗装路編

GT GRADE アルミは6000番台の物を使用、少し重量は重くなりますが、その分柔らかくできています。

GT独自のトリプルトライアングル、細いシートステイがトップチューブまで伸びているので、他のメーカーのアルミより数段乗り心地がよくなっています。

クイックの主流がフロント、リアー共にスルーアスクルになる現在、GT GRADE アルミはフロント、リアー共に9㎜になっています。 (ホイールをフレーム、フォークに取り付ける部分)

フルカーボンフレームならスルーアスクルに拘ってもいいですが、アルミに関しては、リアーが9㎜のほうが、より乗り心地がよく感じられます。

 

GT GRADEカーボンと同じホイール、パーツ、タイヤで、ダートを走ってきました

やはりカーボンより少し重量を感じましたが、走っているときの安定感、スピードを出せば出すほどバイクが安定する感覚が気持ちよく感じました。

振動吸収性は、カーボンバイクよりは劣りますが、問題ない振動吸収性です。

素直な振動で、体で操る楽しさを感じることができました。

 

少し不安だなという人は、タイヤを太く(最大35cまで対応)すればダート走行も安心ですね。

弱点としてスタート、リスタート、減速からの加速が少し重く感じる程度です。

タイヤが35cまで対応ですが、45cくらいまで入れば、さらに可能性が広がるバイクだと感じました。

フロントフォークがカーボンですのでハンドル操作は、変わりません。

 

アクティブな走りならアルミがオススメ

このGT GRADE アルミは、よりアクティブにさせてくれるバイクだと感じました。

タイヤを変えるだけで、ロードからトレイルライドまでこなせる万能バイク。

以前blogで舗装路編を書きました。

やはり舗装路での走りはカーボンバイクをしのぐほどの走破性です。

スピードが出た時の重厚感、車でいうと高級車に乗っているような感覚に近いです。

舗装路メインで使用したいという人、シクロクロスを初めますという人におすすめしたいですね。

シクロクロスは難しい競技で落車は何度か経験します。自分も始めた当初は、何度も何度も落車しました。

カーボンフレームで落車、フレームが割れてしまうってこともありますし、上手くなってからカーボンフレームに乗り替えるもありかなと思います。

自分は基本はディスクロードバイクとして使用しています。

冬はホイールを入れ替えてシクロクロスバイクに変えてトレーニング、レースと使用しています。

レースで使用しても全く問題ないと感じています。

 

GRADEの商品ページはコチラ

 

山中 真(やまなか しん)

セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。

主な成績

・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝

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