第52回 山中城(静岡県)

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【その一】 箱根の道
 

 
ヤフーラボで高低差も チェーック!!
 

 
山中城
所  在 静岡県三島市
築城年代 永禄年間(1558~70年)
城  郭 山城
築城者 後北条氏
城  主 後北条氏
廃城理由 天正18年(1590年)豊臣氏の小田原征伐で落城
天  守 無し
見  所 畝堀、障子堀
最寄駅 三島駅(JR)
 

 
【その一】:箱根の道
 
日本100名城 山中城
夏の終わりか秋の初めか、とある日曜日、東海道線で輪行しようというに。
振り返るとこの頃はまだ元気だったな、と思います。
 

 
美食家ヨシさんは当然、駅弁にもこだわりを見せてきます。
1匹から2切れしか取れない特別なアジのおすし。
感想としては、半分は違うものにしてほしいよね、とのことでした。
 

 
三島駅に到着。品川から乗り換えもし、東海道線でやってきた男たち。
新幹線が止まることを知らなかったわけではありません。
 

 
疲労の原因、乳酸、を再びパワーに替える!おなじみ奇跡のリゲイン飲料。
今日も私を支えてくれるのだな。
 

 
準備完了。雨予報もガーサスが晴天に変えてくれました。
やはりこの頃は元気だったなと思います。
 

 
と、走り出してのトラブル。なんとブレーキレバーからワイヤーが外れていました・・・。
すぐに気付いたので大事にいたりませんでしたが・・・。
へどはんぶんさびくいたいわ、乗車前点検を忘れずに!
 

 
今回の城攻めの舞台は国道1号線。さっそく登りが始まりました・・・。
 

 
別名、箱根路。山中城は北条氏がこの箱根の守りに築いたため、国道1号線を登ると間違いなく辿り着けます。
 

 
さっそく登りに根をあげてヘタリこんでいると、力強く行き先を指さすヨシさん。
 

 
それもそのはず、我々のレベルでは山の神と恐れられているのです。
さすがはヒルクライムでも空気抵抗を嫌って、エアロバイクを選ぶだけあります。
 

 
それにしても登り坂。登坂車線が続きます。
坂、坂、坂。
 

 
他に名乗りようもなかったのでしょうね。
 

 
それを見つけてこの表情。
笑いは元気の源ですね。一人きりで笑うことはできないですからね。
 

 
ようやくですよ。
日帰りなので油断しましたが、キャリアにリアバッグをつければ良かったです。
バッグを背負ってたら腰が痛くなりましたよ。
 

 
地図で順路を決定。北条流といわれる特殊な堀が見どころです。
 

 
岱崎出丸の畝堀。堀の中を移動しづらいようにしたそうですが、畝の上を歩いて侵入しやすそうです。
 

 
山中城の城将が松田康長というマイナー武将であったため、ややテンションの下がっているヨシさんとタイムキーパーとしてはそろそろ動いてほしいと思っているガーサスD。
 

 
しかし、自分たちが登ってきた三島方面を見晴らすのは気持ちが良かったですよ。
 

 
西の丸にはさらに手の込んだ障子堀があります。
豊臣秀吉の小田原攻めのときに山中城は真っ先に落城してしまいました。
 

 
そのとき多くの武将たちがこの北条流の堀を見たはずですが、各地に広まらなかったところをみるとそれほど守備力はなかったのだろうな。
 

 
名城スタンプは茶店に。わりとぞんざいにゴム判バージョンが外にありました。
 

 
実はお店の中にもあります。外のは店休日にもみんなが押せる配慮ですね。
 

 
ガーサスDから箱根へ抜けるにはまだ登りがあると知らされ、この表情。たいへん素直な人たちです。

 
もう完全に山の神に千切られております。
 

 
そういえば、山中城の本丸の裏手に「坂神社」というものもありました。
 

 
箱根峠、到着!これからは下りだと思うといやがうえにもテンションが高まりました。
 

 
箱根神社まで下り。しかし、帰りの輪行をするためには箱根登山鉄道の駅までいかなければなりません。
箱根湯本まではまた少し登る羽目になりました・・・。
 

 
日暮れ前になんとか到着。日帰り温泉で汗を流して帰りましたとさ。
 
 
 
2014年09月21日(日) 目的地:山中城
移動:東京 ⇒ 三島 ⇒ 山中城 ⇒ 箱根湯本  旅のテーマ:箱根路を登る
タイムテーブル 旅費 (一人分)

09:52 品川駅発 従来線 ¥2,270
11:33 熱海駅着  
11:38 熱海駅発  
11:51 三島駅着  
12:15 三島駅発 自走 ¥0
14:00 山中城着  
15:30 山中城発 自走 ¥0
17:30 箱根湯本着  
19:51 箱根湯本駅発 従来線 ¥1,970
20:06 小田原駅着  
20:19 小田原駅発  
21:04 戸塚駅着  
21:16 戸塚駅発  
22:09 池袋駅着