第39回 松前城の回 ページメニュー | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【その一】 松前への道 【その二】 松前城に登城しました。 |
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ヤフーラボで高低差も チェーック!! | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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【その一】:松前への道 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:阿部ちゃん】 五稜郭をサクっと片づけ、次の目的地はここです。寄り目にするとジワジワ浮かび上がってきますのでお試しください。 |
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そうです、松前です。つまり松前城に行くのです。函館から輪行で松前城の最寄り駅「木古内」を目指します。最寄りと言っても徒歩11時間ぐらいの駅ですけどね!そりゃ慌ててクエン酸パワーもこしらえますわな。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
でも早まらないで!あくまでも水やその他の液体に溶かして飲用するものでございます。このおじさんのマネは絶対にしないでください。1日味覚を失いますので。実に愚かです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
函館から木古内までは約40分程。電車乗る前にうちのカメラ小僧はちゃんとお腹を満たしていたのでこの通りクリアなブルースカイ。マスコミでよく取り上げられている「寒中みそぎ」は木古内発祥だったのですね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
さて運命の分かれ道。右に行けば松前。左に行けば函館。右に曲がったら60km走んなきゃですぜ、旦那。冷静且つ大胆な判断を求めます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
当然行くんですけどね。一応「無理したらまたその細い脚やられちゃいますよ。」と告げるも「やられたら倍返しだ!」とトレンドを活用して鼓舞してました。何沢直樹だよ。意味わかんないですけど。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
後ろにカメラ小僧がいることを配慮し、病める腰に鞭を打ってちゃんと写るよう配慮していたのですが、肝心な小僧は終始上の空でした。矢印もちゃんと彼の存在を示してくれているのにも気づかず。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
松前までは基本海沿いを走ります。北の海が放つ何とも言えない哀愁を肌で感じながらの走行はごく穏やかであり、たおやかであり、しとやかであります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
さっき完全にシカトされてしまったので、満を持しての今日の一枚。これでうちの女子社員も満足であろう。満足であろうぞ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
途中福島町という町に入り、横綱の町としても名を馳せているらしく、「横綱千代の山・千代の富士記念館」が目に入ってきました。無類の相撲好きであるあべの最初にして最後のわがままを聞いてもらい、外観だけ堪能させていただきました。ごっつぁんです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
途中割と大き目の峠を越え、元の海岸ルートに戻ってくると空がいい具合に焼けてきました。足を5、6回攣った甲斐がありましたね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
松前は北海道最南端の町としても有名で、象徴である白神岬を通過~。うっすら青森が写り込んでいるのはお分かりでしょうか? | ||||||||||||||||||||||||||||||||
そんなどうでも良い問いかけはスルーしていただいて、とうとう見つけましたカントリーサイン!松前といえば城のようです。現物はどんなんかな~。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
軽く衝撃の事実。かつては駅が存在していた模様です。今も現役で活躍してくれたらどんなに楽だったろうか。とか言ってしまう人がいると思います。電車使ってたら千代の富士スルーしてたという事実も鑑みずに。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
今日はこちらで厄介になります。松前では飛ぶ鳥を落とす勢いと評判の「よこはま荘」。私は横になりたい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
本日は夜ご飯を付けていただきました。さすが港町というだけあって海の幸がてんこ盛り。この皿に盛ってあるもの全て御主人が今朝獲ってきたものというのですから驚きです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
コレハナンデスカ?答えはウニです。本物を食べたことも見たこともなかったので結構な衝撃を食らいました。人類で初めて食した人はどういう心境だったのか。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2年ぶりぐらいのまともな食事だった為、5分で平らげてしまい、若干の後悔を隠し切れません。ただ一言、「美味~。」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
最後にデザートのネコをいただきまして、、、違うか。ア○フではないのでそんなことはしません。しかし随分人に慣れてやがる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
記念に御主人と1枚。「最高の表情を頼むよ、じゃないと撮らないよ」という無茶ぶりをしてこられたので止む無くこんな感じになってしまいました。下っ端ばつらいよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【その二】:松前城に登城しました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:のぶ】 12時間、眠るという子供のような快挙を成し遂げこの表情! 希望に満ちていやがる。 漕ぎだし軽いのはいいことだ。さあ、松前城へ。 |
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城下町に泊まっただけあって、5分ほどで城地に到着。 いきなり二の丸に着いたので、門から三の丸に出てみます。 |
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石垣の切込接がいいですね。ぴっしり積まないと、雪解けで中から土がむにゅっと出てきてしまうらしいです。 北の国からの工夫ですね。 |
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海に臨む城であります。 ここ三の丸の端にも二重櫓が構えられていたという話です。 |
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幕末に改修された松前城はロシア船からの艦砲射撃を想定して、この辺りに7基の砲台を構えていたようです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
右の人は自分の足元にしか興味ない人間ですが、左手に松前城天守がチラ見しています。昭和まで残っていましたが、火事で焼失し復元されたものです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
天守の資料館入口で百名城スタンプゲット! これで40城目ですよ。月日は流れゆくものですねー! |
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天守と本丸御門、これが松前城で一番有名なアングルでしょうね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
本丸御門は現存です。そのため、現存門ポーズが出た模様です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
南は海、北は山に面している松前城。 北側も散策してみました。砲台、鉄砲狭間で防備を固めた海側に対して、北は守りが手薄だったので、土方歳三にここを衝かれて数時間で落城してしまいましたとさ。 |
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その苦い思い出から立ち直り、今では「松前藩屋敷」という名のちょっとしたアミューズメントパークに生まれ変わっています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ここがなかなか風情があり、面白スポットでした! | ||||||||||||||||||||||||||||||||
こういった開放的な屋敷に上がりこむことができ、 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
お酌などをして、団らんに混じることもでき、 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
「こいつへっぴり腰だよ」と罵声を浴びせられながら乱闘騒ぎも起し、 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
最後は奉行所に出頭することにもなります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
お裁き。本土から松前藩に入ってくる者は、まず奉行所で素っ裸になって、刺青がないか確認されたそうです。 タトゥーは罪人の証でしたからね。 |
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ありがとう、松前。次は弘前城を目指します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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<参考:北伐編の旅費> ※食費は別。別腹。 |
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