第36回 一乗谷城の回 ページメニュー | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【その一】 朝倉遺跡 【その二】 一乗谷城に登城しました。 【その三】 今回の城攻めは… |
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今回は、ヤフーラボで高低差も チェーック!! | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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【その一】:朝倉遺跡 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:阿部ちゃん】 丸岡城のほぼ梯子のような階段と、床の妙な隙間にすこぶる肝を冷やしたので、一乗谷を目指します。左に日本百銘木を見据えながら。 |
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しかしあの雲、やっぱ妙だな。妙レベル8段階ぐらい上がったな。と心の中で二人はシンクロしました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
でも諦めないで。あの一休もどきのヘッドのように、ジワジワ青めいてきたではございませんか。慌てない慌てない。でも、休まない休まない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
それもこれも彼のおかげ。ご飯を食べるとたちどころに怪しげな雲を蹴散らすというスペックの持ち主。そう、それがガーサス。逆光ですいません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
あれよあれよと一乗谷に到着。丸岡城から約20km強なので、我々ぐらいになると目を瞑っていても自ずと着きます。今回はちゃんと目を開けていましたのでお咎めは無用です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
今回はこちらで一旦休息と致します。つまり泊まります。一乗谷唯一の宿、陣屋様。勝手に「じんおく」だと思っていたことを深くお詫び致します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
もう夕方だし、無理していいことないし、一乗谷城へは明朝行くことを決意しましたので、遺跡界隈をうろちょろしてみました。ちょっと入ってみましょうぜ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
入口に顔面を切り抜かれた朝倉夫婦のパネルがありました。訪れた人全員顔面をはめ込んだことでしょう。当然要求してきましたが、さすがに勇気がなかったので、私の目と引き換えに勘弁してもらいました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
いただきました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
百名城スタンプを地味に探し求めていたのですが、例のパネルの小部屋には無かった模様です。念の為鞄の中も机の中も探したけれど見つからなかったので、ここのお姉さんに聞いてみたら、「ココニアルヨ。」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
あまり得意じゃないゴム判でしたが、捺さないよりは捺した方が良いという結論に至りましたので、冷静且つ大胆にスタンピング!グリグリと、それはもうグリグリと。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
遺跡には復原武家屋敷なる室町風情残る町並みが保存されいたので、それなりの対価を支払って入れていただきました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
デロ○アンで140km出した憶えはないのですが、タイムスリップしたみたいです、どうやら。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
長屋の中に入ることができるみたいなので、夕飯の支度中でバタバタしていることを知った上でちょっとお邪魔してみましょう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
瞬時背筋が凍りました。もちろん2秒で退出しました。あの子は何かやらかしたのでしょうか。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2秒で退出してここに隠れました。恐らく厠でしょう。狭い所は嫌いじゃないんで、今日はここで1泊しようかと思案しました。でも、やめました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
タイトルからいかにも心躍る場所であることを彷彿とさせます。夢舞台(ドリームステージ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
確かに横になるのに丁度良いスペースでした。アユタヤ遺跡の寝ブッダを思い出し、思い切ってマネしてみました。しばらくいい夢見させていただきました。立ち入りは許可されていますので悪しからず。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
少し遠くの方にも行ってみましょう。何せ278ヘクタールもあるもんで。278ヘクタールと言えば東京ドーム約278分です。ちゃんと陣屋に戻れるようにマップを確認。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
枯山水的なごく趣き深い場所に辿り着きました。シャッターを切った瞬間現地のチンパンジーが紛れ込んできたので、追い払おうとしたら、のぶさんでした。あの時はすいませんでした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
サクサクと行きましたが、完全に西日になってしまったので、そろそろ戻ります。朝倉氏遺跡名物「唐門」を抜けて、明日(ピリオドの彼方)に備えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【その二】:一乗谷城に登城しました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:のぶ】 おはようございます(小声)。 まだ朝の5時。日が出たばかり。一乗谷は寝静まっています。 平日は絶対起きれませんが、こういう、いざって時にはしっかり目が覚めるものですね。 |
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陣屋の女将によると城への道は3ルートあります。険しいが短い道(現在通行止め)。なだらかだが長い道。傾斜も距離も中間の道。我らが陣屋の裏、八幡神社から伸びる「中間の道」を選びました。当然ながらどれも登山道で、自転車では不可能です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
きのう一乗谷に着いたのが16時前。なめていた我々はすぐ登ろうとしましたが付近の住民にリサーチした結果、登り1時間、下山も1時間かかるとのこと。大げさな・・・と思いましたが、本当にそれだけかかりました。良かったー、朝にして。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
若干、朝霧に囲まれてますが、足元の視界はOK。 うっすら石垣を発見しましたが、土砂滑落防止の現代石積みです。 |
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城によくあるヒルクライムもきついですが、早朝登山もつらい! 特に下りで膝が完全にやられました。 |
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いくつかの苦難を乗り越えて、上ること1時間… | ||||||||||||||||||||||||||||||||
千畳敷曲輪に着いたー! 疲労と安堵で、この体たらく。 |
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この千畳敷は本丸だったようです。 確かに他の曲輪とは比べられない広さ。 千畳というと8畳の1Kが125個分ですからね。 |
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本丸に最初に着くのは妙な感じですが、奥には連郭式に一から三まで曲輪があり、平地が残っています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
途中には堀切も。 これだけ苦労するとその防御力も相当だったと思いたいですが、朝倉氏はここでは織田軍とたたかわず逃げてしまったので、想像するしかありませんね。 |
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曲輪や堀切は分かったものの、竪堀とかは分からなかったからな。本格山城の見方を習得しないともったいないな。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
都合のいい絶景ポイントが山頂部にもなかったです。 「山としては最低レベルですね」温厚なガーサスが珍しく毒づきました。山城とは人の本性を導きだすもののようです。 |
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さーて、下山しよう。下りるのにも50分かかりました。 そして膝にきました。 |
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だいぶ麓に帰ってきたころ、おやおや… | ||||||||||||||||||||||||||||||||
石垣発見! 登ってるときは全く気づかなかった。完全に霧に隠れていたか、登るのに必死すぎたか。 |
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朝霧に浮かび上がって、感動すらおぼえましたよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
わりと麓に近いんで、ここは馬出だったようです。 城の玄関口を固める石垣ともいえますね。 |
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玄関口といえば、城下町の南北に城戸と呼ばれる出入り口の後がありました。 下城戸は巨石と土塁が食い違いに配置されてました。 |
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その下城戸から一乗谷をあとにします。 お次は岐阜!! |
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【その三】:今回の城攻めは… | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【のぶ】 「なんといっても夜行バスに乗れたのがデカかったな」 【阿部ちゃん】 |
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【のぶ】 「ガーサスがマダムキラーで良かったよ」 【阿部ちゃん】 【のぶ】 【阿部ちゃん】 【のぶ】 |
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【のぶ】 「福井駅から丸岡城まで12km、丸岡城から一乗谷までが21km。天気も良かったし、自転車で走るのにちょうど良かったな」 【阿部ちゃん】 |
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【のぶ】 「旅程としては、金曜の仕事終わりに夜行バス乗って、土曜の朝、福井に。土曜は一乗谷に泊まって、日曜、列車で帰る途中に岐阜に寄って、東京に帰る」 |
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【阿部ちゃん】 「岐阜では岐阜城から犬山城が22kmなんで、走って二つ行こうとしてましたしね。だから一乗谷城へも早朝登ったんですよね」 【のぶ】 【阿部ちゃん】 【のぶ】 |
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<参考:越前遠征編の旅費> ※食費は別。別腹。 |
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