第26回 盛岡城の回 ページメニュー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【その一】 奥羽越え 【その二】 石 【その三】 自転車旅に役立つアイテム:ポディウムチルボトル |
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【その一】:奥羽越え | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:のぶ】 何と奥羽山脈を越えようという日にあいにくの雨。真夏の熱暑に体力を奪われないのがいいか、雨がいいのか、果たして今回は… |
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まずは古城山公園という名の角館城跡に寄ってみました。みちのく小京都の城下町人気とは真反対に、忘れ去られた趣きに満ちています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
うーん、結構のぼるな。小規模ながらしっかりした山城だったようです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
おそらく本丸を守備する曲輪であったろう跡地にて。晴れてたら奥羽の山並みが臨めたことでしょう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
市と銀行にかけあって、何とこの曲輪跡に見晴らしのいい小料理屋を営む夢をもったという阿部。昨晩の「ひいらぎ」に相当、魅せられたという…その日手に入った食材で料理を出す、メニューなどない、その日暮らしスタイル。レインコートがあたかも厨房に向かう包丁人のよう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本丸跡は雨の演出もあって神秘的な空間。角館城本丸の木。みごと阿部認定の日本100名木に選定されました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:阿部ちゃん】 雨ニモカカワラズ長い寄り道を終え、角館から一気に盛岡まで走ります。つまり奥羽山脈を越えるということです。今旅のまさに山場。 |
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車でも億劫になる距離。「諦めたらそこで試合終了だよ」と微かに聞こえたような聞こえなかったような。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この状況はどう足掻いても覆りませんので、振り付きで「雨の慕情」を口ずさみながらゆっくり進みます。どうか心が折れませんように。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平地こそまだ平和に走られましたが、山を感じた瞬間各所で生命の危機を感じました。車通りが多い上に道が狭い!元々自転車が通ることを想定せずに作られたのだとは思いますが・・・。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トンネルもまた然り。のらりくらり歩いているとそこはもう県境。ここまでの間に7,8歳は老け込んだでしょうか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トンネルを抜けるとそこには残り34kmの表示。持ち合わせた体力を5厘ほど残して上り詰めました。ここからはほぼ下り。疲れたっていいじゃない、人間だから。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
JAいわて前でJUCOLA飲んだっていいじゃない、人間だから。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヘロヘロじゃない。交通安全旗の密度の濃い道でこの感じ。危険な香りがプンプンプン。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
盛岡に入ってから数十分。啄木の家は、気にしない~♪気にしない~♪気にしない~♪(人気アニメ一休さんより)。盛岡城(そこ)だけを目指して走ってきましたから。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【その二】: 石 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:のぶ】 奥羽山脈を越えて悲願の盛岡城に到着。どれどれと早速、物見の子孫の血を騒がせる阿部。この写真にもあるようにこの城の見所は総石垣の石の城であること。 |
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三の丸の打込接、布積。「盛岡城跡公園ガイドマップ」を観光案内所で入手すると石垣の見所も紹介されていて便利ですよ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
打込接の乱積。三の丸から二の丸に侵入する虎口。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この辺りの二ノ丸を支える切込接が盛岡城で最も背の高い石垣です。参考標高14m。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
阿部が欄干に寄りかかって注意されそうになっているこの橋は渡雲橋と盛岡のジモピーたちに呼ばれています。本丸と二ノ丸を橋でつなぐ縄張りは日本でもこの盛岡城と高知城だけだとか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
三の丸の麓に位置する櫻山神社。この驚異の烏帽子岩が神社を見下ろしています。支えの補強が小さすぎて不安になりました。何かの間違いで神社に転げ落ちないでしょうか。盛岡城の築城のため土を掘っていたら出てきたそうです。運んだのか、この周囲は掘ってできた空間なのか謎でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
三の丸の烏帽子岩上部周辺。恐ろしいパワーで空に吹き上げられるのを必死に両手で耐えるの図。こういう悪ふざけをしている間に人生はあっという間に過ぎていく。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタンプもお忘れなく。城の敷地内にないのですっかり忘れてて、引き返しました。プラザおでって2Fの観光案内所、もしくは新設のもりおか歴史文化館で入手できます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:阿部ちゃん】 盛岡までの道すがら、今日の雨と同じ量の柿の種を暴食していたにも拘わらず、盛岡の名物が食べたいと、だだをこねるのぶさんの為に最高の店を用意しました。 |
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過去を振り返っても今日程堪えた日はなかったでしょう。無事生き残った漢の重みを感じます。命あっての物種。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
こちらが盛岡三大麺類の一つ「盛岡ジャジャ麺」。戦前にとある日本人が満州から持ち帰って日本向けにアレンジしたのがそう、「盛岡ジャジャ麺」。麺を食べ干したら残った味噌に卵スープを溶かして〆る「チータンタン」という、韓流グループの新曲みたいですがなかなか美味也。盛岡ごちそうさまでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【その三】:自転車旅に役立つアイテム: ポディウムチルボトル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【コメント:のぶ】 チルボトル、チルボトル。 何を隠そう水分補給は大事ですからね。ボトルゲージにさりげなくボトルをさすだけでゴールは約束されたようなもの。さらにそれがポディウムチルであれば、なお良し。 |
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・液漏れナシ!ロック解除不要!嫌な匂いナシ! ・2重構造+保冷素材で2倍の保冷性。 ・冬は温かい飲み物の保温も可能。 ※サイズはポディウムチルボトル(0.61リットル)と |
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CAMELBAKの技術の全てを形にしたチルボトルは保冷効果も2倍、2倍。真夏の長距離ライドには助かります。ホント、山の中に自販機やコンビニはありませんからね。初心者に嬉しいのは蓋のところ。Jet Valveと呼ばれる構造は、押すか吸うかしないと中身が飛び散らないのでオープンにしたまま自転車に乗れます。乗りながらキャップを開け閉めするのは、意外とコワいもんですから。できるだけ動作を減らしたいのでありがたいです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<参考:奥羽越え編の旅費> ※食費は別。別腹。 |
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