第14回 仙台城(宮城)

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【その一】 戦塵を清めるために「仙台名物と言えば」を食しました。
【その二】 仙台城に登城しました。
【その三】 仙台城から駆け下りて周辺を巡ってみました。
【その四】 自転車旅のお役立ちアイテム: フリーロード、バジル
 

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仙台城
所  在 宮城県仙台市
築城年代 慶長6年(1601年)
城  郭 平山城
築城者 伊達正宗
城  主 伊達氏
廃城理由 米軍による空爆と米軍陸軍の進駐により。
天  守 無し
見  所 高石垣と仙台市内を見晴らす景色
最寄駅 仙台駅(JR)
 

 
【その一】: 戦塵を清めるために「仙台名物と言えば」を食しました。
 
日本100名城 仙台城   【コメント:のぶ】
前回の多賀城から引き続き、真夏の太陽の下を仙台へ。およそ12キロ。迷ったり、休憩したりで1時間半は走りました。
 
  【コメント:阿部ちゃん】
多賀城攻めも無事終了し、仙台市内へ入った御一行。野宿と炎天下のダブルパンチで疲労困憊のはずですが・・・
 
  心配ないさ~♪東北営業でお世話になっております、青葉自転車の菅田さんと再会を果たし、仙台市内を案内していただきました。
 
  暑さに東北もアフリカもございません。堪らずソフトクリームに手が。いい歳した成人男性3人がスイーツ食べながら談笑とはこれ如何に。世が世なら切腹ものです。
 
  この日はちょうど東北六魂祭というイベントが開催されておりました。東北各県のお祭りが集い、東北を盛り上げようという企画だそうです。映画『ゴールデンスランバー』のロケ地だけあって大変な賑わいでした。
 
  今日も皆様お疲れ様でございました。仙台と言えば牛タンということで、牛タン屋さんで青葉城攻めのミーティングを開催しました。
 
  と言いつつ、結局話はいろんなところへ行ったり来たり。のぶさんの日焼け具合は最早火傷の域へ到達してます。二の腕とおでこに国境が張り巡らされております。
 
  まさに舌を巻く程の旨さ。閻魔様でもここまでしまいて。
 
  青葉城攻めとなでしこJAPANの応援があります故、今夜は程々に。最後にお店の前で記念撮影。今回お邪魔したのは牛タン専門店「利久」様。東京にも支店がございますので、是非一度足を運んで見て下さい。
 
【その二】: 仙台城に登城しました。
 
日本100名城 仙台城   【コメント:のぶ】
朝の仙台駅に集合!希望に満ちた一日がまた始まります。
 
  夏のけやき道、涼やかな朝、青葉山を目指す一行。仙台城は別名、青葉城とも呼ばれているとか。駅からは自転車で20分くらい。
 
  なんと発見してしまいました。道路標識の裏。仙台在住の菅田さんにも明かされていなかったシークレット正宗。
 
  隅櫓のある大手門からの登城路へ。最もポピュラーなルートですが震災の影響で車輌通行止めに。自転車も入れません。
 
  マップ確認でもう一本の道を発見。アナザールート巽門には通行止めの看板もなく・・・

いつものヒルクライムで青葉山山頂を目指します。

 
  ようやく本丸の高石垣に到着。この石垣の上が城跡なのでまだ登っとりますが。江戸期に入ってからの石垣跡は積上げが美しい。
 
  本丸跡にて。本丸は仙台市内も見下ろせて、景観よしです。ぜひ現場に行ってみてくださ~い!夜景のあるデートスポットとして仙台っ子たちに人気とか。胸騒ぎのアフタースクール、と。
 
  あっ、スタンプは本丸の「見聞館」です。お忘れなく。
 
【その三】: 仙台城から駆け下りて周辺を巡ってみました。
 
日本100名城 仙台城   【コメント:のぶ】
三の丸の仙台市博物館を見物したのち、見逃せない瑞鳳殿へ。歩くには距離があり、車をつかうほどでもない。そんなとき自転車はいいなあと思うのです。
 
  瑞鳳殿とは伊達正宗公の霊廟。こういった建物は和歌山仕込みの知識で観賞。和歌山の回で紀州東照宮の巫女さんに手ほどきを受けております。
 
  周辺には二代や三代藩主の霊廟もそれぞれ控えています。が、震災で石などが崩れる恐れもあり、立入禁止に。復興が待たれます。
 
  【コメント:阿部ちゃん】
あべに負けず劣らずの甘党菅田さんのオススメ茶屋。創業130年のずんだ餅の老舗「源吾茶屋」様。
 
  長い歴史を持つ名店だけあって実に品のある仕上がり。左から黄粉・ずんだ・黒胡麻のトリコロール。
 
  のぶさんに至っては顔面でお餅の柔らかさを表現し出しました。少し水木しげるの世界を彷彿とさせる一枚。
 
  最後にプロ野球チーム楽天の本拠地、通称「Kスタジアム」へ案内いただきました。野球派のあべは心躍っております。
 
  楽天のシンボルである鷲のオブジェを発見。左にあるのは選手や観客の復興に関する寄せ書きです。至るところで東北を、日本を元気づけております。今日は残念ながらノーゲームデイ。
 
  サッカー派ののぶさんも慣れないバッティングフォームで元気をアピール。その背後には憧れの目線を送る少女が一人。どうやら古田敦也と勘違いしている模様です。
 
旅の終わりに…
 
  この旅をどう締めくくれば良いのか。仙台四郎の微笑みが、「いつでも来いよ」と投げかける。恥ずかしながら、私は宮城で元気をもらってきました。
 
【その四】 自転車旅のお役立ちアイテム: フリーロード、バジル
 
■フリーロード
 
日本100名城 仙台城   【コメント:和田です】
今回ツーリングということでBASILバッグを使おうと考えた時に、キャリアが必要になったので使いました。正直なところポストマウント式のキャリアでいいと考えていましたが、フリーロードを使って思ったのは「これよく考えられているな」ということでした。
 
ツアーラック
税込み価格:16,590円
参考重量:960g

【1】キャリア取付けのネジ穴が無くても付く
【2】同じ1つのキャリアが前側にも後側にも付く
【3】角度調整が無段階なので、微調整が楽に出来る
【4】頑丈で付けても自転車のスポーツ感が損なわれない
【5】自由度が高いので自分のアイディアも加えられる

 
例えば…今回取付け時にのぶと阿部ちゃんが二人ともキャリアを間違えてお互いに入れ替えてつけてしまった!さーどうする…阿部ちゃんとのぶが互いのキャリアを入れ替えるために外しますか…という場面に飛び出したアイディア!「デッキだけ交換すればいいじゃん」…なんとこのキャリアは荷物を載せるデッキ部分が簡単に交換できるのです。
結果アッという間に交換完了し「良く考えられているな」と感心しました。

反省:今回付けたバッグがパニアタイプだったのでサイドフレームが必要です。私はサイドフレームなんかなくても大丈夫と外してしまい、結果常にそこへ神経を使う走行になりました。付けておけばよかったのに…。

 

 
■バジル
 
  普段は使う事の無いバジルのバッグですが、今回のツーリングに最適と考えて使いました。前回まで使用していたザック(背負うタイプ)と比べてみると・・・。
 
バソニール

【1】バジルは背負っていないので背中が蒸れない
【2】ザックは体重+荷物量がサドルに乗るのに対し、バジルは体重だけがサドルに乗るのでお尻が楽
【3】付け外しが簡単でありながら、付けてみるとツーリングの雰囲気が高まった
【4】左右のバッグが中央で繋がっているので、外したときに中央部分を持つことで使える
【5】荷室量が大きいのでゆとりがある

 
  このフリーロードとバジルを使って思ったことは「普段使えるじゃん!」ということでした。正直言うとツーリングだからということで今回私は使う気になったのですが、実はこのアイテムが通勤自転車を快適化するのではないかと考えさせられました。
 
背中に溜まる汗から解放され、汗臭い状態でのオフィス生活からも解放され、着替持ってお弁当持って…女性はお化粧道具持って…などなど。
簡単取付け取外しなので私のザスカーカーボン29rの週末は純粋なMTBとして活躍し、平日は通勤快速号に代わるのです…これ思ったよりいいですね。