こんにちは。
ロングライダーのアッキーラです。
皆さんは、楽しい自転車生活を送ってますでしょうか。
私の記事は、今回で20本目を数える事になりました。
やたら長い記事で拙い文章ですが、いつも読んでいただいて、本当にありがとうございます。
m(_ _)m
出かける時は忘れずに
旅支度は念入りに
さて、20本目の記念として、ロングライドに関する小話を何回かに分けて書こうと思います。
今回はその1として、『旅支度』編です。
ロングライドのイベントは、佐渡に限らず、全国各地で毎月開催されています。
距離もコースの高低差も様々です。
この中には、『グルメライド』というものもあります。
自転車でコースを巡ると、休憩所(エイドステーション)で地元の特産品を食べられるものです。
「三度のメシより、自転車が好き。」
というロングライダーさんが楽しめるだけじゃありません。
「自転車に乗るより、三度のメシが好き。」
「スイーツは別腹。」
「ダイエットは明日から。」
という食いしん・・・じゃなくて、グルメライダーさんにオススメです。
某コントで有名な『太らせる力』は、決して使わないでください★
いざ、現地へ行くとなると、必要な荷物をまとめないといけませんね。
公開!
佐渡に持って行った持ち物リスト!
そこで、ロングライドで必要になる荷物をまとめてみました。
次の荷物は、佐渡ロングライドに参加するため、現地へ実際に持って行った物です。
<自転車系>
□ 自転車(FELT)
□ ボトルケージ(BBB)
□ ヘッドライト(serfas、OWLEYE)
□ テールライト(serfas)
□ サイクルコンピュータ(VETTA)
<ジャージ系>
□ ヘルメット(BBB)
□ サングラス(BBB)
□ サイクルハット(海賊バンダナ)
□ タオル
□ 半袖ジャージ ☆
□ サイクルショーツ ☆
□ アンダーメッシュシャツ(スポーツ用吸汗速乾シャツ) ☆
□ 指切りグローブ(BBB) ☆
□ 靴下(複数枚) ☆
□ サイクルシューズ(serfas) ☆
□ ネックウォーマー(K-WIND) ☆
□ 長袖ジャージ ☆
□ 長袖アンダーシャツ ☆
□ UVカットアームカバー ☆
□ アームウォーマー ☆
□ レッグウォーマー ☆
□ 冬用グローブ(BBB) ☆
□ ウィンドブレーカー ☆
□ 肌着 ☆
□ ワイシャツ ☆
<補修パーツ系>
□ 大型のサドルバッグ
□ パンク修理キット
□ 携帯用ポンプ(crankbrothers)
□ 携帯用工具
□ 予備のインナーチューブ
□ タイヤレバー
□ リアディレーラーハンガー
□ チェーンリンクピン
□ チェーンカッター(チェーン取付工具)
<輪行系>
□ 輪行袋
□ フレームカバー
□ エンド保護金具
□ 車輪固定用ストラップ
<補給食系>
□ ドリンクボトル(BBB) ☆
□ スポーツ飲料のパウダー(ジャコラ・クエン酸パワー) ☆
□ 補給食(とにかくたくさん!) ☆
<医療系>
□ 保険証
□ こむら返り予防の漢方薬 ☆
□ 各種サプリメント ☆
□ テーピング ☆
<イベント参加書類系>
□ 参加引換証
□ 車検証
□ 佐渡汽船の乗船引換証
□ 民宿の宿泊手続き書
□ コース地図
□ 参加の手引き
□ 各種資料
<お金系>
□ 財布&現金
□ クレジットカード
□ 交通系ICカード
□ 新幹線の往復乗車券
<その他>
□ デイバッグ
□ ウエストポーチ(CAMELBAK) ☆
□ 日焼け止めクリーム
□ 防犯ロック錠
□ 自宅の鍵
□ スマートフォン
□ スマートフォン用外部バッテリー
□ 自転車用スマートフォンホルダー(BBB)
□ 返送用着払伝票 ☆
今後のイベント参加に備えて、チェックリスト形式でまとめました。
もし良ければ、ご活用ください。
☆印の荷物は、あらかじめまとめてから、箱詰めして民宿へ事前に発送しました。
新幹線+ジェットホイル船移動だったので、手荷物をなるべく減らしたかったからです。
イベント当日に使う物、使うかどうか分からない物、かさばる物を先に送りました。
ジャージ類は、物量が特に多くなりますね。
返送用着払伝票は、民宿から自宅へ送り返す時に使いました。
元払伝票をうっかり用意して、民宿の方に迷惑を掛けないように気をつけましょう。
Σ(°△°;|||)
今回、佐渡ロングライドは、単独で参加しました。
そのため、レンタカー+カーフェリー利用で移動するのは、身体がしんどい、と考えました。
高速道路の料金も掛かるので、費用がかさむ事も理由の一つでした。
余分な荷物を事前に送ってしまえば、自分で担いで持って行く荷物を大きく減らせます。
もし送り忘れた物があっても、自分が移動する時、その物を一緒に持って行けば良いわけです。
それでも、自転車を輪行袋に入れて運ぶだけでも大荷物になりますね。
日にちに余裕があれば、自転車を箱詰めして、宅配便で現地会場へ発送する方法もあります。
自転車まで現地へ送ってしまえば、デイバッグ1コで現地へ向かえます。
例えば、自転車は宅配便で運んで、自分は飛行機で移動する場合、とても便利です。
現地への移動がかなりラクになりますよ。
私は、自転車を輪行袋へ入れて持ち運びました。
なぜなら、現地への移動で自転車が必要だったからです。
JR新潟駅から新潟港までの距離が片道2.4kmありました。
また、佐渡島に渡ってから3日間、島内の移動で85kmくらい走ってました。
210kmコース以外に。
おかげでタクシー代が浮きました(笑)
(≧▽≦)
荷物をリストにまとめましたが、正直言って、荷物が多すぎる、と自分でも思います。
ロングライドやブルベの達人さんから見れば、
「どこへ引っ越すの?」
と、言われたかもしれません。
達人さんは、荷物が本当に少ないんです。
私も見習わないといけません。
日本は自転車ロングライド天国です!
日本を走り尽くせ!
世界の自転車事情を見ると、欧米に優るとも劣らず、日本にも自転車ロングライドに適した環境があります。
道路が全国津々浦々整備されているだけじゃありません。
起伏に富んだ峠道
特長の溢れる四季
暑さ・寒さの差がある気候
変化目まぐるしい天気
一日の始まりを告げる日の出
頭上を突き刺すように照らす陽射し
茜色の空に暮れる夕日
底知れない暗闇に思える夜
遥か遠くにある綺麗な山々
白い雲と一緒に晴れ渡る青空
野生動物を育む森林・草原
朝霧に霞む高原
青く輝く海原
冷たく透き通る湧き水
莫大な水量を流す滝・河川・湖
親切な地元の人達
豊作をもたらす田畑
新鮮な魚介類の溢れる漁港や市場
草を食み育つ牛・羊・馬のいる牧場
地域で異なる豊富な特産品やおいしい食事
歴史と伝統を重んじ由緒ある土地
全国各地に点在する世界遺産や重要文化財
真心こもったおもてなしの民宿
湯量・効能が豊富な温泉
ゆっくりくつろげるスーパー銭湯
活気に溢れる賑やかな商店街
全国にある自転車販売店
行き届いたサービスのホテル
休憩できる道の駅やコンビニ
これだけ恵まれた国に住んでいながら、自転車を楽しまないなんて、もったいないです。
遠隔地にも移動できる高速道路網があるし、時間に正確で安全に移動できる鉄道網や航空会社もあります。
自転車ロングライドのイベントは、全国どこでも参加できます。
毎日同じ事の繰り返しに嘆くくらいなら、思い切って自転車に乗って外へ出ましょう。
「自転車に乗って、何が楽しい?」
「自動車やオートバイでラクに行けるのに、何で自転車で行くの?」
「ドMか!?」
ゴールを目指して、自転車で走る過程を楽しむのです。
そこで観たもの・聴いたもの・触れたもの・香るもの・飲食したものを感じるのです。
現在ある身体の五感すべてを使うのです。
長い距離を走ってゴールした時、その達成感を味わうのです。
『苦労』というスパイスを舐めた分だけ、その達成感は一層高まります。
自転車ロングライドは、
” 今、あなたが生きていることを実感できる。 ”
ものです。
そして、『他者と競い合うレース』ではありません。
『誰が一番最初にゴールするか?』という事には、意味がありません。
ゴール時間の早い・遅いは、比較しようがないです。
参加者の脚力・体力・目的・目標・コースは、参加者の方それぞれ異なるからです。
競い合うためだけに自転車に乗るのは、自転車がとてもつまらなくなってしまいます。
そもそも、イベント自体が『競争ではない』と宣言するところもあります。
自転車ロングライドにおいて、『勝者』と『敗者』は存在しません。
どんなに時間が掛かっても、ゴールできた人たち皆が ” 勇者 ”なのです。
原因・理由があって、ゴールできなくてもいいんです。
その時感じた『悔しさ』が次回のロングライドへの原動力になります。
他の誰も簡単に達成できない事を『あなた』が達成したら、大きな自信を『あなた』に与えてくれるでしょう。
そして何年か経って、『あなた』の達成を振り返ったら、こう思うでしょう。
「あの時、頑張ったな~。大変だったけど~(笑)」
考えてみてください。
【失敗を恐れて何もせず、何も経験しない】事
【成功を目指して、どうすれば達成できるか思考し、失敗の芽を潰して、努力し続けて最後に実現する】事
どちらが『あなた』を豊かにするでしょうか。
初心者が自転車ロングライド100kmや200kmをいきなり走れ、なんて絶対言いません。
むしろ危険ですから、止めてください。
『あなた』が出来るところから、少しずつ始めれば良いんですよ☆
なぜなら、
” あなたの自転車ロングライド ”
だからです。
『I can go… as far as I want!
僕らはどこまでも行く
道が続く限りどこまでも行く
思い出すのは遠い昔、初めて補助輪を外して走り出した時のこと
ロングライドは心の状態
10kmであれ
2400kmであれ
あなたにとって冒険ならば
それは立派なロングライドです』
※自転車ロングライドの同人誌『LONGRIDERS』より抜粋。
いかがですか?
自転車に乗って、ロングライドへ行ってみませんか?