本書は商品の正しい取り付け方法と注意事項について記載しています。取り付け、使用に
おいて、不明な点は販売店にお問い合わせください。 本製品は自転車整備の技術を有する方が組み付けることを前提としております。
基本の取り付け手順
1. リアホイールを外します。
2. フロント、リアのステー⑩⑪をステー固定ボルトナット⑬⑭を使用して本体へ仮止
めします。
3. ステー⑩⑪をM5ボルト④、M5ワッシャー⑥を使って自転車へ仮止めします。
ステーを固定する時に、ディスクブレーキキャリパー等が干渉する場合は、手前でステーを手で曲げて回避します。
4. フロントフォークへM6ボルト①or②、ナット⑦、スペーサー⑨を使って仮止めします。
5. 吊り金具⑧を軽く曲げて本体リア側に通して、シートステーブリッジに仮止めします。
*曲げる位置は吊り金具をフェンダーのアールに合わせて少しづつ合わせてください。フェンダーのエッジの所まで吊り金具を曲げたら、フェンダーの裏側へ巻き込む位置を決めて、万力と大きめのプライヤーを使用して90度曲げます。
*曲げすぎると、吊り金具を移動させるときに本体が傷つきます。
*Vブレーキの場合はM6ボルト③を使用。キャリパーブレーキの場合はブレーキと共締めします。
*シートステーブリッジのボルト穴がハブ軸の中心へむいている場合は吊り金具は不要です。直接フェンダー本体にドリルで穴をあけてボルトを通してください。
6. 吊り金具⑧の両端をフェンダーを巻き込むように曲げます。*プライヤーを使用します。*曲げた後で吊り金具を移動させると本体が傷つきますのでご注意下さい。
7. リアの先端側を自転車のシートブリッジへM6ボルト③orM5ボルト④を使って固定します。
8. フェンダーとタイヤの隙間が5mm以上になっている状態で各ボルトを本締めします。
9. ステー⑩⑪の飛び出た部分をクリッパーでカットします。
*金のこやニッパーでもカットは可能ですが、クリッパーが一番楽にキレイに切断できます。特に金のこを使用する場合は位置をマークしてから、一度取り外してからカットする方が本体への傷を予防できます。
10. ステーキャップ⑫をカットしたステーに被せます。
警告:フェンダーは取り扱いを誤った場合、死亡または重症に至る可能性があります。
特にフェンダーとタイヤが走行中に接触するとタイヤがロックして転倒事故になります。タイヤとフェンダーの隙間が十分にあるか確認してから乗車してください。
乗車毎に各部に緩み、変形、隙間不足が無いか確認してください。ご不明点はお買い上げ頂いた販売店へお問い合わせください。