雨は避けたい自転車通勤

ライトウェイ社員による自転車通勤ブログの第4弾です。
今回のテーマは「雨は避けたい自転車通勤」です。

社内では自転車通勤のベテランが多いため、雨の日もしっかりした装備で自転車通勤している者が多数おります。
しかし、これから自転車通勤を始めたい人や、始めたばかりの人は、まず入念な雨装備が必要なのと、寒い、濡れる、滑りやすい、見通しが悪いなど、リスクと難易度が跳ね上がるので、朝から降っている日は避るのが無難です。

会社までの距離は22km。結構な距離と時間なので、「雨の走行は避ける派」です。

「朝は晴れているけど、雨の予報が出ている日」は、なんとも判断に迷うところです。
朝から誘われるような青空。「たぶん大丈夫」と思って自転車通勤してみると、帰宅時に豪雨でずぶ濡れになるのは、よくあるパターンではないでしょうか。

天気予報サイトの雨雲レーダーで、夕方の予報を見てみます。

昼ごろは青空が広がっていますが、

 

5時半ごろはこんな感じで雨雲に覆われる予報。しかも局所的に強いようです。残念ながら無理せず電車で帰りましょう。

それでも時々外れてしまう天気予報。走っているうちにポツポツ雨が降ってきた!
そういうときの対処法です。

1. 雨をやり過ごす
短時間で止みそうな雨で、雨宿り出来そうなところがあれば、通過するのを待つのも一案です。
カフェなど快適に雨宿りが出来る場所があればラッキーですね。幸い、大都会池袋までの通勤ルートにはたくさんあります。
通勤ルートを考える時、河原の遊歩道等は車道区間も少なく交通量も少ないので走りやすいですが、いざという時のレスキューポイントが少ないデメリットがあります。急な雷雨にあったときは、何もない場所だと非常に怖いです。


とても快適に走れる河原の遊歩道ですが、街灯も雨宿りポイントも見当たらないです。日のあるうちは視界も十分開けていますが、日が落ちると本当に真っ暗でスリリングな道と化します。朝は車の少ない河原、帰宅時は街中というように、時間帯によってルートを変えるのも一案です。

 

2. 途中から電車に乗る
止みそうもないなら、自転車を置いて電車に乗る方法もあります。駅前はたいてい一時利用可の駐輪場があるので、翌日に回収すれば費用もそんなに高くありません。天気の悪い日は割と空いています。こういう時のためにも、鍵は頑丈なものを持っておきたいですね。


問題は「現在地から駅までどうやって行くか」ではないでしょうか。

 

通勤ルートは比較的電車に沿うように設定することが多いです。

都内の私鉄は一駅の間隔がわりと短いので、電車での通勤経路沿いに通勤ルートを設定すれば、たいていの所ではそんなに遠くない距離で駅に辿り着くことが出来るでしょう。
雨が降り出すと気持ちに余裕が無くなるので、「この角を曲がったら〇駅」等、普段通る時に意識しておくと役立ちます。

雨に当たった後にどこか入るときは、マナー的にはもちろん、急速に冷えるので体の水滴をきちんと拭きとる必要があります。タオルは必需品ですが、アウトドア用品が重宝します。

弊社取り扱い製品のGOBIKEスーパードライは超おすすめです。レビュー記事がありますのでご参考のほど。

薄くてコンパクトにたためるのに、サイズが大きく水分の吸収量抜群。ハードに洗っても傷みにくく乾燥も速い。梅雨の時期に嬉しい機能満載です。
濡らさないよう、ジッパー付きの袋に入れてバッグに入れておくと良いですね。

3. 覚悟を決めて雨に濡れる
駅から遠い場合や、あと少しなら覚悟を決めて雨天走行という選択もあります。
泥除けを付けていない場合は背中やお尻の水はねがひどいので、せめて濡らしたくないバックパックにはレインカバーがあると便利です。
バックパックに付属していなければ、登山用品店にも様々なサイズのレインカバーが売っています。ジャストサイズにするのがコツで、大きすぎるとバタつきます。

夏の時期にはそんなに心配ではないですが、少し冷え込む季節になると、装備無しでの悪天候走行は低体温症のリスクもあるので、判断は慎重に。

やっぱり自転車通勤は晴れると気持ち良いですね。梅雨明けが待ち遠しいです。