クランクブラザーズのフラットペダルの元祖と言えば「5050シリーズ」
モデルチェンジをしながら今も根強い人気を誇っています。
今回はその詳細に迫ってみます。
記事で紹介するのは 新型の5050 2 ブラック # 574673 ¥9,000(税抜)
目次
【アルミボディーとポリカーボネートのハイブリッド構造】
ペダル外側がアルミ製
ペダル内側がポリカーボネート素材
ペダルの脱着は8ミリアーレンキーを使用します。
ペダルの踏み面にはイモネジが挿入されています。
2ミリアーレンキーで高さを調整できます。
長さは約10ミリ
ペダルの厚みは一番厚い部分で約19ミリ
一番薄い部分は約15ミリ
表から裏までねじ山が貫通している構造になっています。お好みの高さにネジを挿し込んで使うことができます。
【分解メンテナンス方法】
グリスアップやペダルリフレッシュキットを使ったベアリング交換等をする場合の手順
エッグビーターやキャンディーの分解方法も参考にご覧ください。
①ペダルのアルミ部分ポリカーボネート部分の分離
T25 トルクスネジで固定されています。
分解するのにはT25の工具が必要です。
緩めてネジを外して引っ張っても固くて外れない場合は左右にゆっくりこじるようにすると外れてきます。
それでも外れない場合は、両側のネジを締め直して、少しネジの頭を出した状態にして、プラスチックハンマーで交互に優しくたたいてやると外れます。
引き抜くと外れます。
②アウターキャップの取り外し
他のモデルはここのキャップがネジ切になっていて、アーレンキーやマイナスドライバーで回して外すようになっていますが、5050には工具がささる場所がありません。
・プラスチックハンマーでたたいてみる
ペダルの根元にはブッシュベアリングが入っているので、強くたたきすぎるとブッシュが変形しそうですが、これしか方法が見つからないので、優しくたたいてみたところ、キャップが押し出されてきました。出てきたところをつかめれば、あとは引っこ抜くだけで外れます。
外れました。かなり長いキャップがスーッと入っているだけでした。
キャップが抜けたらあとは他のクランクブラザーズのペダルと一緒。
8ミリのボックスレンチと8ミリアーレンキーで左右とも正ネジ方向でボルトを緩めます。
ブッシュベアリングを固定しているCリングのようなものもないので、外すのも専用工具で優しく打ち出すだけで超簡単。
メンテナンスが終わったら、今の行程を逆に行うだけです。
【その他】
気になったので、スピンドルの長さをエッグビーターと比較。
同ブランドのダブルショットというモデルはロングスピンドルが標準装備ですが、こちらは通常の長さのスピンドルが標準装備となっていました。
商品ページはコチラ
https://www.riteway-jp.com/pa/crankbrothers/574673.html
以上 5050シリーズのご紹介でした。
ライトウェイプロダクツ カスタマーサービス
カマタでした