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バイザー付のトレイル用ヘルメット BBB バラロをインプレ
取り外し可能なバイザー付トレイル用ヘルメット
頑丈な作りだけどフィット感も良い
Lサイズ重量は318gと軽量モデルより重くなりますが、深めに被れるために重さはあまり感じません。
トレイルでクラッシュし木や石等硬い物に頭をぶつけることを考えて、頑丈に造られています。
今まで何回も落車し頭をぶつけてきました。
その度にヘルメットが割れ、もしヘルメットを被っていなかったらと考え身震いしてきました。
ヘルメットの軽量化が進み、200gを切る物が増えてきています。
軽い方が快適なのは間違いありませんが、用途にあったヘルメット選びが大切ではないかと自分は思います。
バイザー付ヘルメットはどうしても前側が重くなるという難点がありますが、バラロは内側のおでこ部分に当たるパットが長くこめかみまであります。
パット自体も厚めで柔らかく、後ろのアジャスターを調整すれば頭にジャストフィットさせることができます。
アジャスターは20段階、細かい調整が可能です。
10km/h以下でも大きな空気孔で快適
空気孔が18個あり、一つ一つが大きく構成されています。
はっきり言って巡航スピードが上がればどんなヘルメットでも空気の流れは起こります。
でもトレイルはそうはいきません、ダートの登りになると10km/h以下になることがあります。
スピード域が低くなると空気の流れはなくなり一気に発汗し蒸れます。
バラロは大きな空気孔が18個あることで不快感をなくし快適にトレイルを走ることができました。
バイザーのメリットを再発見
暑い今時季だとバイザーが帽子の役割をはたしてくれ炎天下の舗装路練習にも有効です。
トレイルに入ると木漏れ日が多く視界確保が難しくなります。
薄めのレンズを使用するとチカチカと目の前が眩しくなります。
濃い目のレンズを使用すれば?という発想になりますが、濃い目のレンズだと明るい所から暗い所(トレイル)に入ると一気に見えなくなります。
トレイルはサングラスの選択が難しいです。
バイザー付ヘルメットはサングラス上側からの光の侵入を防いでくれます。
薄めのレンズ+バイザー付ヘルメットなら木漏れ日の侵入もなく一定の視野を確保できます。
モーターバイクだと前を走っている人から飛んでくる泥や小石、雨から守ってくれ、落車の時に顎を打たないようにも考えられてるそうです。
マウンテンバイクではあまりこういう状況はありませんが…
トレイルを走り蜘蛛の巣が顔につき不快な思いをした人は多いと思います。
自分もその1人です。
蜘蛛の巣があるからトレイルに行かない、枝が生い茂ってるからトレイル行かないのは勿体無いです。
バイザーがあることで少しは軽減してくれますし一度試してください。
快適さにビックリすると思います。
ストラップも優秀
顎紐先端部にボタンできっちり留めてくれています。
見た目も綺麗でライド中に顎紐先端がストラップから抜けることもありません。
サイズについて
自分の頭周りは57cmですが横方向に広く、純日本人の形です。
Kabutoヘルメットでは、S/Mを使用してましたが、BBBバサロはLサイズ。
Mサイズも一応試しましたが、全く入りませんでした。
見た目もかっこいいBBB バラロ おすすめです。
トレイルだけでなくシクロクロスでも使用したいと思っています。
山中 真(やまなか しん)
セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。
主な成績
・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝
ブログ
http://blog.livedoor.jp/sevenride/