GT PANTERAシリーズに採用されている27.5+ブースト規格は、
フロント110mm×15mm リア141mmQR となっています。
前回このパンテラのホイールをグレードアップする裏ワザをご紹介しました。
今回ご紹介するのは、リアの141mmブーストQRの剛性アップの裏ワザをご紹介します。
使用するアイテムは
・BBB ホイールフィックス (BQR-03 #524890) ¥2.000(税抜)
このリアだけを使用します。
【純正QRとの比較その①シャフト側】
下の写真の上が純正のクイックレリーズ、下がBBBホイールフィックスです。
このホイールフィックスというアイテム、付属のワッシャーを使って、ロードからMTBまで対応できるのが特徴です。今回はこのワッシャーを全て抜いて使います。
付属のワッシャーを全て抜いた状態で比較しました。
若干QRの方が長く見えますが、殆ど変らない長さです。
現車につけた感じの比較
①純正QR
②ホイールフィックス
純正と比較してもねじ山の数はほぼ同じであることが分かります。
【純正QRとの比較その②ナット側】
銀色が純正、黒色がホイールフィックスです。
ナット裏側を見ると若干フレームと接する面積は純正の方が大きいように見えます。
ギザギザの数だと、ホイールフィックスの方が多いです。ここは両者一長一短といったところ。
ナット表側を見ると、ホイールフィックスはネジが最後まで切られているのがご覧いただけると思います。ナット裏側の写真をもう一度見ると、純正は7山くらいしかネジ山が無いですが、ホイールフィックスは最初から最後までネジ山が切られています。
【剛性アップの理由】
純正QRからホイールフィックスに交換することにより
①工具を使ってしっかりトルクを掛けて締め付けることができる。
②ナット側のねじ山が多いので、しっかりトルクを掛けて締め付けることができる。
という理由で、ホイールのフレームへの固定力が上がることでリアの剛性がアップします。
人力で固定するQR式よりも工具でシッカリと固定できるので、安心感も増しますね。
ワッシャー全て外しているので六角ボルトの頭がナットの奥に隠れるのも嬉しいです。岩にヒットしてボルトの頭を破壊してしまう危険もないですね。
パンテラユーザーのみなさま、購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
以上、ライトウェイプロダクツ カスタマーサービス
カマタでした