前回は、ダイレクトドライブ式の比較をしました。
予算に余裕があるのであれば、ダイレクトドライブ式の方がおすすめです。実走感、静穏性、タイヤが摩耗しないなど、タイヤドライブ式よりもスペックが高いのは明らかです。ただ価格もその分上がってしまいます・・・。
そんな方のために今回は、タイヤドライブ式の比較をしたいと思います。
【3大メーカー比較】
前回と同じくスマートトレーナーに注力しているメーカーは3つのブランドといえます。
E社、T社、そしてCycleOpsです。
タイヤドライブ式の比較です。
2017年3月9日時点
●価格は、E社がずば抜けて低価格。次いでMagnus、T社。
●フライホイール重量は、MagnusがNo.1 T社はその半分。E社は非公表。
●対応斜度はMagnusとT社が15%。E社は6%とかなり低い。Zwiftでは10%以上の坂がごろごろ出てくるので、Zwiftのコースを正確に再現することが難しくなります。
なんとダイレクトドライブ式に続き、タイヤドライブ式もCycleOpsがベストチョイスではないでしょうか!
【Magnusの特徴】
CycleOpsのMagnusは、フライホイールの重量が2.2kgあり実走感がずば抜けて高いです。T社の二倍あります。Hammerほどではありませんが、実際に乗ってみると、ペダリングを止めても惰性でフリーが回り続けます。実際の自転車に乗っている時のような爽快感があります。フライホイールが小さいトレーナーですと、ペダルを止めるとすぐにフリーも止まってしまい、なめらかさがありません。
また、Hammerと同じく、フライホイール一つ一つにバランス調整で加工がされています。この細かな調整と重量によって高い実走感が生まれています。
こちらもHammerと同じく、負荷タイプは高速電磁コイル式なので、負荷変化へのレスポンスが非常に速いです。登りや下りへの変化が、非常になめらかで、Zwiftのコースレイアウトに全くストレスなく楽しむことが出来ます。
フラッグシップモデルHammerと同じ製法で作られており、フライホイール重量、対応斜度と申し分なしです。
ダイレクトドライブ式までは手が出ないが、Zwiftを気軽に楽しんでみたい、という方にオススメなローラーです。
次回は、モノの良さだけではない、ZwiftやるならCycleOpsをおすすめする理由をご紹介します。
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