KCNCからリリースされている
目次
横レバー式のコンパクトな仏式フロアポンプヘッド
フロアポンプ用(左) #046990 ¥6,800(税抜)
コンプレッサー用(右) #046991 ¥6,800(税抜)
コンプレッサー用はホースクリップ(ホースバンド)で固定
横レバーをしめると中のアルミパーツが出っ張り、パッキンを押し出す構造です。
バルブが短くてもしっかり食いつくのがポイント。
赤いキャップでパッキンの膨らみ具合を調整してレバーを倒して固定します。ご覧のように短いバルブでもしっかり食いつきます。
横レバー
なので、上部にスペースが少ないホイールでも作業がしやすくなっています。
一般的なポンプヘッド(今回比較したサーファスFP-200)と比べると
かなりコンパクトです。
ヘッドの高さは約37ミリ
太さは約20ミリ
フロアポンプ用をFP-200に取り付けてみます。
バルブヘッドを外していきます。ヘッド下側のパーツを回してヘッドを外します。
外れました。
ホースにはOリングが付いたプラスチックのパーツが挿入されています。これが手ではなかなか外れなかったのでプライヤーを使いました。
ホースの外径は約9ミリ
内径は4ミリ
ヘッドの赤いパーツの内径は約10ミリ
パイプの外径は約4ミリ
ホースにヘッドを挿入します。
13ミリのスパナを使ってしっかりと締めこみます。
装着完了!
で、意外な残念ポイントに気づいてしまいました・・・
バルブヘッドを本体に留めておくプラスチックのパーツがあるんですが、そこにKCNCのポンプヘッドがくっつかない・・
このままだと、使わない時にホースからヘッドまでが地面にべた~っとなって非常に悲しい状況になってしまいます。
ええい、こんなもの、ということでこのパーツは外しちゃいました。
はずしたこの部分に何かを付けて、うまく行かないものだろうか・・・
とそこに、天の声「マグネットで付ければいいんじゃないですか」
なるほど!と思ってデスクの引き出しを探すと、出てきました。
サイクルコンピューターのマグネット。
小さいですが、強化マグネットになっているので意外とよさそうです。
ネジを少し緩めて・・・
溝に奇跡的にぴったりはまりました!磁石なら100均とかでも売っているので、サイクルコンピューターのマグネットである必要はないです。でもせっかくなのでこれで使うことにしました。
レバーが鉄になっているので、パチンといい感じでくっつきます。
これならヘッドが地面にこすって削れることもありません!
とってもいい感じです。
別角度から。
バルブヘッドで気になるのが、補修パーツ。
ご用意ございます。
左側から
作りの良いパーツなので、消耗品がしっかりあるのはうれしいですね。
FP-200のポンピングの軽さと、KCNCのバルブヘッドの食いつき感、最高の組み合わせです。
以上、KCNCからおすすめのバルブヘッドでした。