GARMINパワーメーターVECTORでペダリングアップ!

前回GARMINパワーメーターVECTORをおすすめする理由をご紹介しました。

GARMINパワーメーターVECTERをおすすめする理由

今回は、そのVECTORの活用法をご紹介したいと思います。

パワーメーターなのでワットを計測し、FTPを上げるために、活用するのもひとつです。

私がおすすめの活用方法は、ペダリングモニターとして使用することです!

【ペダリングモニターとして活用】

ベクターはワットを計れることはもちろん、ペダリング効率がわかりやすいパワーメーターです。

そのためワットを気にするシリアスライダーだけでなく、長距離を効率的に走りたい、ペダリングが上手くなりたい、膝が痛くなるなど悩みを抱えている方にもパワーメーターはおすすめです。

実際にVECTORを使い始めたころのデータを見てみましょう。

●BEFORE

power

左右のパワーバランスが悪いですね。パワーのスタートから終わりと、パワーピークに関しては特別問題なさそうです。人それぞれペダリングには癖があり、利き足の方が強くトルクを掛けてしまう傾向や柔軟性などがあります。私は右利きなので、まさにそれですね。

次にPCO(プラットフォームオフセット)いわゆる ペダルのセンターに対して、トルクを掛ける位置がどれくらいずれているかというデータです。

PCO1

ペダル型パワーメーターだからこそ計測できるデータになります。クランクタイプでは出ないデータのため、ベクターを選ぶメリットのひとつです。

マイナスであれば内側過ぎるということですね。私の場合、左が結構内側にトルクが掛かっているようです。

この2つのデータを見て、明らかに左足に課題があることがわかりました。確かに、朝練など強度の高いライドをした際に左足の外側の筋が痛くなってしまうことがまれにありました。原因は判明したので、これを直せば、痛みも治まり、ペダリング効率がさらに上がります。

●AFTER

上記の図を見て頂くとわかるとおり、より左を意識して乗ることにより、左右差がほとんどなくなりました。

基本的に行ったことは、3本ローラーでピストに乗ってペダリングを意識したことが大きかったと思います。

PCOもほぼ0mmに近づけることが出来ました。これはクリート調整などで調整可能なので、ライド後に数値を見ては、クリートをずらすの繰り返しで調整しました。

左右差やペダルの中心をしっかり踏めているかを調整するだけで、楽に長く走ることができます。

みなさんもペダリングを見直してみてはいかがでしょうか。

https://www.riteway-jp.com/pa/garmin/577410.html