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ペドロスのディグリーザー13を使ったチェーンをピカピカにする方法を紹介。
坂バカプロモーションスタッフRYOです。
チェーンの汚れってどうやってキレイにしていますか?
私はチェーンを一度バイクから外し、ディグリーザーと一緒にペットボトルに入れてキレイにしています。
本当はチェーンマシンを使った方がブラシでしつこい汚れも落とせてオススメです。
ただ私の場合、屋内で作業したいため、ディグリーザーや水が飛び散ってしまうマシンはNG。屋内で作業できるペットボトル法を採用しています。
逆に言うとペットボトル法にはブラシでこすらなくても汚れが落ちる強力なディグリーザーが不可欠なんです!
最強の洗浄液「ディグリーザー13」
パッケージに表記の強さは「サイツヨ」です!さらに完全な生分解性、無溶剤、植物由来、ゼロVOCという、環境への配慮が最大の特長です。
実際にペットボトル法を試してみましょう。
キレイにするのはこのチェーン。汚いですね。
事前に用意するもの:ペドロス ディグリーザー13、チェーンオイル、水(あれば水道でOK)、ウエス、空きペットボトル、チェーンコネクトピン(コネクトリンクの場合は再利用可能か確認し、不可の場合は新品を用意)、チェーンカッター(コネクトリンクの場合不要)、カッターナイフ
①ギヤ位置を「フロントはインナー」「リアはトップ」にします。
②チェーンカッターで(コネクトリンクの場合はリンクを外す)チェーンを切り、バイクからチェーンを外します。
③ペットボトルにチェーンを入れ、ディグリーザー13も注入します。量は画像参照。そのままだとドロドロしていてチェーン内部に浸透しにくいので、水も加えて2倍に希釈します。
④蓋をしっかり閉めて振ります!その後ディグリーザーは捨てます。ディグリーザー13は生分解性なので流しに捨ててOK。汚れがしつこい場合は③をもう一度。(※ディグリーザーの希釈率と回数はまだ研究の余地がありそうです。)
⑤ペットボトルに水を入れてまた振ります!汚れが移らないようになるまで水を交換してこれを繰り返します。
⑥水を捨てて、カッターナイフでペットボトルを切り、チェーンを取り出します。すぐに取り出さないと錆びやすいので注意!
⑦キレイなウエスで水気を拭き取りましょう。風通しの良い場所で乾燥できるとベター。水気の付いたまま放置すると錆びますよ。乾くまでの間にディレーラープーリーやスプロケット、チェーンリングをキレイにしていると良いかもしれませんね。
⑧チェーンをバイクに取り付けます。リア側は、スプロケットのトップギヤからリアディレーラーへ。フロント側は、フロントディレーラーのゲージ内側に通し、インナーギヤ内側にチェーンを落とした状態にしておくと、チェーンを繋ぎやすいです。チェーンの進行方向と裏表に気を付けてください。チェーンメーカーのマニュアルをチェック。
⑨コネクトピン、もしくはコネクトリンクでチェーンを繋ぎます。繋いだらフロントのインナーギヤにチェーンを掛けてあげてください。
⑩すぐにチェーンオイルを挿してあげてください!オイルが無い状態だと錆びやすいです。
どうでしょう?ピカピカになりました。
私が以前使っていた他社のディグリーザーと比較して洗浄力が強く、隙間の汚れも結構取れました。
仕上げにパーツクリーナーをふきかけるともっとキレイになりますよ!
生分解性で流しに流せるのも助かります!
最強なのに樹脂や塗装にも使える(驚)
最高レベルの強力なディグリーザーですが、なんとプラスチック、ゴム、カーボン、塗装に使えます?!
普通は強力なディグリーザーは樹脂を劣化させるので使えないんですよね。
スプロケットやクランクセットに使用する場合に、フレームやタイヤ、ディレーラーの樹脂パーツ等に気を使う必要はありません!
つまりスプロケットやクランクをつけたまま、ブラシにディグリーザー13をつけてゴシゴシしてあげれば良いわけです。
ディグリーザー自体に粘度があるので、流れてしまわず、しっかりしつこい汚れを落とすことができます。
実際にやってみましょう。今回はスプロケット。
①リアホイールをフレームから外します。
②ブラシにディグリーザー13をつけます。
③スプロケット全体にディグリーザー13をコーティングします。この時飛び散ると思うので作業する場所には気を付けてください。3~5分放置することで汚れに浸透します。さらにブラシを濡らしてこすることで汚れがディグリーザーと結合して浮いてきます。
④水ですすぎます。ディグリーザーは必ず水ですすぐ必要があります。高圧洗浄機は使わず、低~中圧ですすいでください。まわりに飛び散った汚れも一緒に流してください。汚れが流れていくのが気持ちいいです!
⑤ウエスで水気を拭いて、風通しの良い場所で乾燥させましょう。
スプロケットを外す必要ないので工具不要で簡単でした!
ただ、隙間の奥に入り込んだ汚れを完璧に落とすのは難しいので、スプロケットを外さず簡単に作業したい時にオススメです。
実はMade in USA。