こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
目次
GARMINの新商品「バリアビジョン VARIA VISION」を都内の通勤で実際に使ってインプレッションします。
バリアビジョンはサングラスに装着して、サイクルコンピューターの情報を表示できるウェアラブルデバイスです。
GARMINのサイクルコンピューターはレースを走るような上級者向けの物が多いですが、このウェアラブル端末は、サイクルコンピューターのエッジとは別カテゴリーのVARIA バリア という商品群に入ります。
サイクリングをしていて、今まで見えなかった物を見えるようにしよう!
というのがブランドコンセプトです。
セット内容
本体とサングラスに固定するためのバンドとブラケット、充電ケーブルがセットになっています。
バンドの長さは4種類あるので、ほぼ全てのテンプル形状に対応します。
ブラケットをラバーバンドで固定
バリアビジョンを装着しない状態でも普通にサングラスとして使用できます。
エッジと同じように、90度回転させて本体に装着します。
装着するとこのようになります。
未来感満載の人になれること間違いなしです。
装着した感想
サングラスが1本30gぐらいなので、2本サングラスを装着しているような印象です。
片側だけに重量がかかるので、ずれることはありませんが、慣れるまでは違和感があります。
走り始めると、それほど気になりませんでした。
とはいえ、そこそこの重量があるので、5時間のツーリングで装着しっぱなしはちょっと辛いかなという印象です。
デメリット
装着した側の後方確認がしづらくなります。
自転車は常に道路の左側を走行するので、右後方しか振り向くことが無いのであまり問題にはなりませんが、何かの拍子に左後方を振り向くと、バリアビジョンが邪魔で後ろが良く見えません。
重量に関しては、感じ方が人それぞれだと思いますが、私は1時間弱の自転車通勤なら問題無く使用できました。
メリット
使ってみて特にウェアラブルの価値があると思った機能↓
・リアビューレーダーと組み合わせた後方確認。
・ナビゲーション機能
バリアリアビューレーダーと組み合わせると、後方から接近する車の台数、距離が視線を落とさずに分かります。
EDGEの画面にも表示はされるのですが、画面をよく見ないと距離や台数が分かりにくいのが難点でしたが、バリアビジョンがあればすぐに分かります。
ナビゲーション使用中は、あと**mで右折という情報を出してくれるので、スムーズに市街地を走行できます。
画面だけなく、振動でも知らせてくれるので、ほぼ確実に気づきます。
バリアビジョンの見え方について
実際に見えている状態に近いのが下の写真です。
カメラをサングラスの目の位置に置いて撮影しました。
左右の目で見るので、画面がある位置はもっと透けて見えます。
装着する位置によりますが、実際は写真のように全画面では無く、視界の1/10ぐらいのスペースに画面が見えます。
画面は常に視界には入っていますが、意識して焦点を合わせないと画面を見ることはできません。
そのため、走っていても存在感は少ないです。
見たい時だけサッと焦点を合わせてデータを確認できます。
視線を下に向ける必要が無いので、エッジ単体よりもデータを見る回数はぐっと増えました。
必要な情報がすぐ見える所に出せるバリアビジョン、安全なサイクリングに欠かせないガジェットになりそうです。