BASILのパニアバッグ、どれがおすすめ?
ということで
今回はBASILのパニアバッグの中の「GO DOUBLE BAG」と「MARA XL」を比較してみました。
カタログスペックは
GO DOUBLE BAG が32L MARA XLが35Lどちらも大容量です。
リュックで30L~35Lというと、山小屋泊まりの1泊~2泊の登山向けですね。
左がGO DOUBLE BAG 右がMARA XL です
両者を裏返して広げてみるとこんな感じ
MARAの方がシンプルな作りになっていて、 GO DOUBLE BAGの方が重厚な作りになっています。
各部を計測していきます。
まずはバッグとバッグの間のキョリ。MARAは14センチ程度。
GO DOUBLE BAGは18センチ程度。こちらの方が幅広いキャリアに対応しています。
取付に使うベルトのバックルの位置は二つともほぼ同じで11センチちょっと。
ベルトの素材はMARAの方が太い糸で編まれていて、分厚くなっています。
キャリアサイドの固定方法は同じ。ベルクロ方式のベルトが付いています。これはがっちり固定するというより、はずれたりばたついたりしないようにするための補助的なベルトだと思います。シッカリ止めたい場合は別途ベルトを買い足した方がいいと思います。
MARAの細かい部分を見ていきます。底にはプラスチックの板が入り、大容量を支えてくれます。
幅は約35センチ A4サイズ( 210 × 297 ミリ)が横向きに入ります。
裏地は防水仕上げの生地になっているので、高い防水性になっています。フタの隙間から雨は入り易い構造になっていますが、生地から雨がしみ込むことはなさそうです。小雨でゆっくり走るならバッグ単体でもOKかもしれません。大雨の場合は隙間から雨が入って来てしまいます。
ふたはカチッと止められる金具が付いています。
キャリア上部に荷物を載せるときに、ベルトを通すことが出来る穴が開いています。キャンプツーリングの時には、テントやマットをキャリアの上に載せるときに便利です。
バッグ自体を折りたたむとこんなにコンパクトになります。
輪行の時にはバックパックにしまって、走る時に荷物を入れて、とかアイデア次第で何かとコンパクトにできそうです。
続いてGO DOUBLE BAG
入口は、11センチ程度
こちらのバックは生地自体が防水仕様になっていないので、雨が降ってしまうと中まで水がしみ込んできてしまう可能性が高いです。
幅が35センチ弱 こちらもA4が横向きに入ります。
手前側の幅が29センチ程度とA4を横にするのは厳しくなります。重ねすぎると入らないでしょう。
深さは32センチ程度あるので、A4サイズを沢山入れるなら縦ですね。
底部分には堅いパネルが入っていて、空気や蒸気を排出する穴が付いています。
雨がしみ込んでしまった時には水抜きにもなるかもしれませんが、生地自体に防水性がないので、雨の日の単体での使用はお勧めしません。別途レインカバーを使うなど対策が必要です。
後面にはメッシュのポケットが付いているので、小物入れだけでなく、リアライトを入れて光らせることもできます。
まとめ
総合的に考えて、私がおすすめなのは「MARA XL」です。
ポイントは
①生地自体の防水性
②バッグ自体の収納性
③価格 MARAはGOの半分以下
両者ともにキャンプツーリングで使うとすると、絶対に必要になるのが、レインカバーですが、BASILブランドでラインナップされていないのが残念。雨にぬれると困る衣類などは防水バッグに入れてパニアに入れるかして使うしかなさそうです。
秋のツーリングシーズンのパニアバッグ選びの参考になれば幸いです。
ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス
鎌田でした