春の「ヘルメット装着の義務化」以来、いざという時の備えとして、ヘルメットを装着する人は増えていると感じます。
しかし、ヘルメットよりも身を守ってくれる機会が多いかもしれないアイテムが有ります。
それは、「グローブ」です。
ほとんどの人がつまづいて転んだ経験があると思いますが、人は転んだ時に、最初に手を地面に着きます。これは自転車でも同じです。
ヘルメットが必要になってくるのは手をついた後、もしくは手をつく余裕もないほどの衝撃で転倒してしまったような場合です。
歩いたり走ったりしているときに転ぶのとはスピードが違いますから、手をついたときに手のひらがどうなるかは想像がつくと思います・・。
そこで、これから涼しい時期に突入することもあり、これからグロープを試してみようという方に「脱着のしやすさ」にポイントを絞っておすすめのグローブをご紹介します。
サイクリンググローブのサイズを選ぶ際はサイクリングジャージと同じように基本的に「ジャストサイズ」もしく「タイトフィット」のものを選ぶことが多いです。
サイクリングジャージと違ってジッパーはついていませんから、脱着しやすいような工夫がなされた商品がリリースされています。
SERFAS(サーファス)から2モデルをご紹介
SERFASのグローブは指と指の間に「フィンガーストラップ」がついています。このストラップを引っ張ることで脱ぎやすくなっています。
「スターター」
「ZEN」
BBB(ビービービー)から2モデルをご紹介
こちらの2モデルは脱がすだけではなく、着ける時にもグローブを引っ張れるようになっています。
装着時に引っ張る部位を「カフス」脱がす際に引っ張る部分を「フィンガープル」と呼んでいます。
グローブを付ける際、手が汗ばんでいたりすると非常に装着しづらくなるのですが、この「カフス」の部分があることで快適にグローブを装着することが可能になります。
BBB BBW-60「SPEED」
特筆すべきは赤丸で囲った部分「フィンガープル」
指を引っかけることでグローブを外しやすくします。
ちなみに、装着時は赤丸部分「カフス」を引っ張ります。
BBW-62「COURSE」
SPEEDと同じように見えますが、COURSEの「カフス」はグローブの中に織り込まれる「ロールカフス」という造りになっています。
これにより、外にカフスがむき出しにならないデザインとなっております。
今回は「脱着」に注目してグローブを紹介いたしました。
これからの時期、転倒や怪我からだけでなく、寒さからも身を守ってくれるグローブ、装着してみてはいかがでしょうか?