UBXのトレーニングは、他にはないユニークなワークアウト形式を採用しています。特徴的なのは、「ラウンド制」での進行。１ラウンド３分、インターバル３０秒で全１２ラウンド=４５分間で全身をしっかり鍛えられます。この短時間で効果的に全身運動をこなせる点は、忙しい平日でもトレーニングをなんとか詰め込みたいサイクリストにとって、まさに理想のプログラム。

また、各ラウンドには２種類のエクササイズが組み込まれており、一回で合計２４種目を体験できるうえ、毎日異なる種目が登場するので、飽きる暇もありません。

▲各ラウンドでは、頭上のモニターに種目の動作とカウンターの表示が。ここではウェイトを担いでスクワットに取り組むように指示されています。

▲このスクワットの様にウェイトを使用する種目の場合は、複数のウェイトが用意されています。女性や体力に自信がない方でも安心。

▲ボクシング未経験のワタシでも、目の前にある器具で何をすればいいのか、モニターを見ればちゃんとわかります。そのうえトレーナーさんが丁寧にサポートしてくれます。

▲人生初のボクシンググローブを装着し、うなりをあげるワタシの拳。オラオラオラッ！イメージと違って初心者では全然上手くパンチングできませんが、これが意外と楽しい。

UBXでのワークアウトを体験した結果、ライドのパフォーマンス維持・向上にびっくりするほど役立つことに気付きました。特に、パンチングのトレーニングで身につく瞬発力や、敏感に身体の加重移動をさせる感覚は、ロードバイクでのスプリントやダウンヒルの最中に「あ、ワタシってこんなに安定感あったっけ？」と自分自身に驚くくらい役に立つこと間違いなしです。

さらに、４５分という短時間の中で心肺機能もガッツリ強化され、コアも確実に鍛えられるので、忙しい平日でも「これなら時間がなくてもイケる！」と確信しました。しかも通うのに予約がいらないんですって！

このボトル、片手で簡単に水分補給ができるので、ワークアウト中でも気軽に使えるのが嬉しいところ。特に、ラウンドのインターバル中にパッと飲んで次のセットに備えられるので、全身運動を続けながらも集中力が切れません。

しかも、うっかり倒してしまっても中身がほぼ漏れないので、ワークアウト中に足元に置いていてもそれが気になって集中力をそがれることもなし。それからボトルを握ると中身がジェットのように直線的に吹き出すので、飲み口に直に口を付けなくても水分補給ができます。衛生的！

▲スポーツボトルにありがちな嫌な臭いがしないのは高得点。ハイドロガードという特許技術でコーティングされているからとのこと。

▲グローブを装着したままでも、一応手に持てます。この状態で握りこむのは難しいですが、口を付けて吸えば片手での飲水も可能。

ライター：M Nakano