ロードバイクにもDISCブレーキやスルーアクスルが当然のように実装されてきていますが、それと同時に増えたのがこの質問・・・
「スルーアクスルを交換したいのだけど、自分のバイクに付くやつ有りますか?」
以前はスルーアクスルを採用しているバイクも少なく、その車両専用に近い形の物だったり、用意されている規格の物だったりと選択肢も狭かったのですが、最近はスルーアクスルを採用するバイクも増え、それに伴い、市場に出回っているアクスルの種類も増えてきたように思えます。そこで、「最低限ココは見よう・・・」という個所を紹介していきます。
着目すべきはココ!
・フレームとの接点の形状(フラット? テーパー)
・太さ(12or15or20㎜?などなど)
・(アクスルの)首下の長さ
・ネジ切の長さ
・ネジ山のピッチ(ネジ山の間隔)
ここまで見ていただくと「あれ?フレームのエンド幅は?」と思う方もいると思いますが、そこは参考までに・・・程度で大丈夫です。
重要なのは標準で使われていたものがどのようなサイズ(長さと太さ)と形(規格)の物だったのか?ということ
ちなみに最近アクスル自体にどのようなサイズのアクスルか表示されているものもありますので、そのあたりもチェックしてみてください。
この写真だと左から「太さ」=12㎜、「(フレームの)エンド幅」=142㎜、「(アクスルの)全長」163㎜、「ネジ山の太さとピッチ」=12㎜で1.0ピッチ、「ネジ切りの長さ」=18㎜ということが読み取れます。
なお、数字の前に表示されている「For SY system」はSyntace規格(テーパー形状規格)を表していますが、ここまで表示されているものは珍しいかもしれませんね・・・
ということで、アクスルの交換に際しては、「補修用を探している人」、「軽量化を図りたい人」、はたまた、「(普段の便利さをもとめて)アーレンキー止めの物から工具無しで車輪の脱着が出来るハンドルタイプに替えたい人」、さまざまだと思いますが、サイズの見方はすべて一緒。アクスルを選ぶ際の参考にしていただければ・・・と思います。