こんにちは!
泥モノ担当Mラカミです!!
そろそろゲレンデのグリーンシーズンも終わりなので、富士見パノラマ&白馬岩岳ダブルヘッダーに行ってきました。身体の限界をひしひしと感じましたが、天気も良くコンディション最高!営業日も残り少ないですが、これからは紅葉も楽しめます!!
スキー場は冬以外こそ行ってみよう!
でもパークなんて行くのは相当マニアな人だけでしょ?と思っているそこのあなた!いまやスキー場のグリーンシーズンは一大リゾート地。冬シーズンに負けないぐらい盛り上がっているんですよ!たとえMTBに乗らなくても、さまざまなアクティビティが楽しめます。
もちろんMTBに乗れば楽しいこと間違いない!!
マニア向けと思われがちな富士見パノラマにも2つのリフトがあり、ゴンドラで頂上まで行かなくてもリフトだけで存分に遊べます。
もちろん晴れた日にはパノラマビューも満喫!実は今のシーズン、富士見パノラマでは気候次第でファンタジックな雲海が見られるかもしれません。早朝に雲海を見るためのゴンドラが運行しています。温かい服装や装備を揃えて、この時期だけの絶景を楽しむキャンプ&ライドも良さそうですね。
そしてフルフェイス&プロテクター完備のMTBライダーの姿は目立ちます。ハイキングに行った人が、「あの自転車に乗る人たちはどんな遊びをやっているの?」と興味を持つのは当然。「じゃあやってみようかな?」とその場で気軽にMTBをレンタルされる方も結構多いですよ、とレンタルショップのスタッフさん。そう、レンタルも充実しているので、手ぶらでも体験できるのです。
唯一、買うべきものは何?
年に1度行くかいかないかのMTBパークなら、バイクもヘルメットもプロテクターも全てレンタルで十分でしょう。
ただ、もう一つ大事なギアがあります!しかも、それは今のところ、どこへ行ってもレンタルできません。
それは何かというと「シューズ」です!! えっ?スニーカーならOKと言われた?確かにレンタルバイクにはフラットペダルが取り付けられていて、スニーカーでも乗れます。が、一言だけ忠告させて下さい。
「お気に入りの靴ではなく、汚れてもいい靴で乗ってください」
そもそも普通のスニーカーはMTBでのパークライドを想定していません。走行や歩くことに最適な柔らかいソールは、ペダリングではパワーロスにつながり、さらにペダルの突起はソールを傷つける可能性もあります。歩くだけではあり得ない程のダメージを一日のライドで作ってしまうかもしれません。
アッパー部も、特につま先部分は擦ったり、飛び石や枝などにぶつけたりしやすく、サイドはクランクの接触等、靴を傷つける要素が満載です。加えて路面もドライとは限りません。晴れた日でもぬかるんでいる場所はありますし、バランスを崩して足をついた場所が水溜まりなら、靴はドロドロ、水は染みてくる…お気に入りのスニーカーなら泣けてきますね。
じゃあ汚れていい靴なら万能?と思うかもしれませんが、一番困る点は「ペダルの上で足が滑る」ことなのです。ペダルのピンを捉えて、しっかりと足をホールドするという性能は期待できないので、ちょっとした段差で足がズルっと滑ると怖いです。
やはりどんなスポーツでも足元が肝心。もちろんMTBも例外ではありません。そしてシューズはれっきとしたプロテクションギアなのです。
一度乗ってみてハマった皆様には、ぜひMTBライド専用のマイシューズを用意して頂きたいですね。
クランクシューズの実力は?
ペダルで世界のMTBレースを知り尽くしたクランクブラザーズにもシューズがあります。
ダウンヒルやエンデューロ等のレースはもちろん、フラットペダル用はこういったパークライドにもぜひおススメしたいです。
フラットペダル用の「STAMP」にはレース、スピードレース、BOAの3つのラインナップがあります。シンプルな紐タイプは破損に強いです。
よりしっかりしたホールド感を得たいならベルクロ付のモデル。さらにBOAモデルはスピーディな着脱を可能にします。用途やお好みに合わせてどうぞ。
ソールはモデル共通。まず触ってみると分かりますが、ふにゃっとした感じや反発がほとんどありません。かといって、履いて歩くと疲れるほどのガチガチ感は無いです。ちなみに1年半ほど使用していますが、浅めのピンを使っていることもあり、ソールの傷みはこの程度。少し傷はありますが、まだ全然問題ありません。
そのまま運転もこなせるぐらいには普通の靴です。
次にアッパー部を見てみましょう。爪先部分が固く、少々手で押したぐらいでは変形しません。
この固い爪先がライド中に突然現れる石などの異物から足を保護してくれます。そして外側はラバーコートで覆われているので、泥を被っても染み込みにくく、そのまま水をかけて洗うこともできます。これは非常に便利!!
踵部分も足が滑らないようしっかりホールドできる構造で、クッション性がありつつもガッチリしています。シューズは踵から傷むので、履くときは丁寧に履いて下さいね。
サイドのメッシュパネルやタンのパンチングで通気性は確保されていますが、しっかりと覆われているので、蒸れる時期にはアフターライド用に通気性のいい靴を持っていくことをお勧めします。
サイズ感は内部のパッドも厚いため、見た目より横が細く感じますが、縦のサイズはきっちりあるのでフィット感の好みが分かれるところですね。できれば実際に履けるショップでお試しすると良いです。
クランクシューズを常時展示しているお店はこちら。
ポップな雰囲気を取り入れつつ、近年流行のシックなウェアにも馴染むスプラッターモデルも残りわずか!完売のサイズも多くなってきました。ぜひお気に入りの一足を見つけて下さいね。