トップチューブバッグって自転車にまたがったまま物を出し入れできて便利なんですが、自転車の見た目を損ないがちなのが玉に傷です。そんなビジュアル重視の方におすすめなアイテムをご紹介します。
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BBB シールタンク BSB-62
防水素材のトップチューブバッグです。大きな特徴は、トップチューブにダボ穴があるバイクにはボルト直付け、無いバイクにはベルクロで取り付けできる点です。
サイズ:51X75X210mm
上から見た幅はステム側が51mm、サドル側が38mmです。
重量も59gで軽量です。
ベルクロは何やら薄くて高級感のある特殊なもの。
計算されたスタイリッシュな形状
どうでしょう?ステムとの収まりが良くて、むしろバッグを取り付けたほうがカッコイイくらいです。
注目してほしいのはステム側の角度が直角ではなく70度になっている点。これによってステムとの一体感があります。上部は直線的な形状になっています。こういったちょっとしたデザイン上の工夫によってスタイリッシュなトップチューブバッグになっています。
ベルクロでの取り付け
BBBの他のバッグラインにも共通する特徴ですが、ベルクロの位置を変えることができる仕組みになっています。バイクに合わせて最もしっくりくる位置を選ぶことができるんです。
下側は5か所のベルクロを通すループ。
前側も2か所から選べるのは大きいです。
私の場合、トップチューブ側のベルクロを2本ではなく1本で使用しています。見た目重視ですが使用に問題はありません。
トップチューブダボへの直付け
初期状態ではバッグの底に穴は開いておらず、自分で穴を開けます。自分のバイクのダボ穴位置に合わせて最も収まりが良い場所に穴を設定することができるのが〇。
穴を開けるにはポンチを使用します。
100円ショップで購入できます。5mmを使用してください。
穴を開けた状態です。自由に穴の位置を決めることができますし、ベルクロで使用する場合は穴を開ける必要が無いので、水が浸入する可能性が低くなります。
ステム側のベルクロを併用するとより安定感が増します。
エナジーバーが4〜5本収まる
取り出しやすい位置であることや形状を考えると、やはり補給食を収めるのが最も適していると思います。エナジーバーなら4〜5本が目安です。
内側はブルーのライニングで小物も視認しやすい工夫がされています。
キャンプツーリングなら防水素材は必須
防水素材に、縫い目が無い接着構造、止水ジッパーなのは安心感があります。もちろん本格的な雨に降られてしまったらどうしてもジッパー部分の隙間から水は侵入するので、中身が全く濡れないということは無いと思いますが、泥や砂が染み込む心配は少ないですし、やっぱり防水に越したことはないですね。
膝に当たらないか?
トップチューブバッグの懸念点として、ダンシング時に膝と接触しないかということがあります。シールタンクはスマートな形状なので比較的当たりにくいです。ただ、ロードレース用で遠く低い位置にハンドルをセットしているバイクは当たりやすいです。シクロクロスやグラベルバイクではほとんど当たらず気になりませんでした。ハンドルが遠く低いとダンシング時に膝の位置が前になるのでバッグと当たりやすいです。実際に使用してみるしかありませんが、前傾姿勢の深いセッティングのバイクは膝が当たる可能性があることにご注意ください。
トップチューブバッグはダサいと言う私の先入観を覆したシールタンク。おすすめです!