crankbrothers egg beater インプレッション 中村龍太郎

CXシーズンも終わりに近づいてきましたが、クランクブラザーズのビンディングペダル、エッグビーターについて。

今年からcrankbrothersペダルのハイエンドモデルegg beater 11とその一つグレードが下のegg beater 3を使わせてもらっています。

まず届いて思ったのは「なぜ”3″の次が”4″じゃないのか」という素朴な疑問。まぁ縁起の悪い数字だからなのですかね。それは置いといて。

メインバイクにegg beater 11を。セカンドバイクにegg beater 3を装着しました。装着方法は一般的なペダルと同じ。

無駄を最小限にまで省いたこの構造。

正直こんなんで大丈夫なのか?というのが本音。しかしどこぞの漫画で読んだ「自転車競技とは無駄を~~~~」
先日自転車競技を始めて見る従姉妹がスタート前に「龍君ペダル壊れてるよ!」と焦って言ってきたけど、なるほど頷ける。「だいたいみんなこんな感じだよ」と優しく教えてあげた。

重さは

egg beater 11 →174g(ペア)

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egg beater 3 →278g(ペア)その差およそ100g。この100gは3→11を比べるとボディ等をすべてチタン化したことが大きいですね。皆大好きチタン。

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ちなみに3の一つ下のグレードのegg beater 2の重量は272g(ペア)と、3とそんなに変わらない。

ペダルキャッチの性能はどちらも変わらないと思います。

実際には素材が変わっているので力の伝わり方とか変わっているのかもしれないけど、その差は分かるほど繊細な感覚は持ち合わせていません。

以前はシマノを使っていたのでキャッチの感覚を比べると、「カチッ」という音と足の裏に感じる「ハマった」感は感じにくいかと思います。
なのでキャッチしていても「おお、入っとったんかい」となることもあれば、キャッチしたと思っていても「実は入ってませんでしたーハイ残念!」という騙しが最初はありました。

が、人間慣れると感覚が身につくものです。最近はほとんど意識にキャッチできるようになりました。つまり練習あるのみ、と。

ちなみにベアリングとシーリング類がセットになったリビルトキットが売っているらしいので、一度本体買っておけば孫の代まで使えるでしょう。
調べてみると結構使用している皆さんバラしているみたいですね。メンテ性は高いと思われます。

クリート

丸印付きクリートを右側シューズに取付けると開放角度は15度 になり、左側シューズに取付けると開放角度は20度 になります。

CXで使うと、降りるとき、またコーナーでバランスをとるためにイン側の足を出してコーナリングするときにしか外さないので、この5°の差で外しやすくする必要はありません。というか5°の差がわかるような繊細な(ry
逆に「外れねぇな!プンスカプンスカ」となったこともないです。

むしろペダリング中の不可抗力(障害物等回避のバイクの異常な挙動とか)でペダルを外したくないので、20°オンリーにしています。
20°というと、手のひらを目いっぱい開いた時の中指と薬指の間くらいの角度でしょうか。



お気づきの方もいるかと思いますが、嘘です。その半分くらいです。
話を戻すと、実際ペダリング中に外れたことはありません。

それと構造が棒だけなので泥詰まりはほとんどありません。

洗浄も楽です。ジェットでブシャー!で泥全部とれます。
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それではこの辺で。