限られたスペースにいかに走行感をスポイルせずスッキリと荷物を積むか。バイクパッキングはそんな積載の楽しみもあります。特にダボ穴の少ないロードバイクやシクロクロスバイクを使う場合はなおさらです。
1本分のボトルダボに2本のボトルケージを装着できる BBB デュアルマウント BBC-113
普通はフレームの前三角に装着するボトルケージですが、バイクパッキングにおいて前三角はフレームバッグや大型ケージを装着できる大きな積載スペースでもあります。代わりに追いやられるボトルですが、自販機も無い山奥や田舎道で水分が無いという事態は絶対に避けなくてはいけません。道中でコーヒーを一服するためにも少し余裕を持っておきたいです。そんな時に活躍するアイテムが1本分のボトルケージダボに2本分のボトルケージを装着することを可能とするBBB デュアルマウント。
ボルト無しの重量は30.5g
他社にも同じ目的のアイテムがあるのですが、別売のベースプレートと組み合わせて使用する必要があります。これの良いところは単体で使用できることです。またアダプトレールというダボ穴を縦にオフセットさせるアイテムと組み合わせて使用することも可能です。
デュアルマウントを装着するためのボルト、そこにボトルケージ2個を装着するためのボルトも付属します。ボルトケージ用のボルトは後ろからボルト先端がはみ出さないように短いボルトが付属してきます。
フォークへの装着がおすすめ
重量物を積載しても走行感に悪影響の出にくいフレーム前三角にはテントを積載。ボトルはデュアルマウントを利用してフォークに装着しました。
手が届く位置、かつ視界に入るので乗車中のボトルの出し入れは最高に快適です。(前傾の緩いバイクの場合、上半身を屈めて手を伸ばす必要があるかもしれません。)
見た目も統一感があってスタイリッシュなのではないでしょうか。
フォーク以外への取付けは?
フレームによって変わってくるので現物確認が必要ですが、Felt FX Advanced+ 53サイズの場合、ダウンチューブに装着して使用することが出来ました。
もっとダボ穴が下に位置していたらクランクと接触して使用できません。クランクのQファクターよりはボトル位置が内側になるのでシューズや膝、ふくらはぎも接触しませんでした。
シートチューブ側はクランクと接触して使用することが出来ませんでした。
水が確保できたのでコーヒーライドにガシガシ出かけたいですね!