ディスクロード用ホイールALEXRIMS RXD2 CX車をツーリングバイクに活用 PART.1

こんにちは!梅雨も明けましたね。暑さに気を付けつつ、この夏はツーリングを楽しみたいと思っています。

全方位抜かりなしのアルミ軽量ホイール

今のところ、冬専用になっているシクロクロス車。 他のシーズンにも活用するため、新発売のALEXRIMSのホイール「RXD2」を早速手に入れました!レースにもおススメのポテンシャルが高い超軽量ホイールですが、筆者の主な使用方法はアルミの気軽さでツーリング+グラベル探索です。足回りが軽いと、長時間のツーリングではずいぶん疲労感が違いますからね。

RXD2製品WEB

ディスクロード・グラベルロードで完成車のホイールからアップグレードしたいと思ったら、このオ ールマイティー感はかなり自信をもっておススメできます!

RXD2のレビューはこちら

アクスルサイズを確認する

さて、近年のディスクロードはフロント100×12mm、リア142×12mmのアクスル規格でほぼ固まってきた様子です。RXD2もこのアクスルサイズです。 しかし規格が固まる前には様々なアクスル仕様のフレーム、フォークがありました。ホイールを入手する際は、お手持ちのフレーム、フォークのアクスル規格を必ず確認しましょう。

 

ちなみに筆者のシクロクロス車はフロント100×15mm、リアはQR135×10mmと、まさにその「規格が固まる前の混沌状態」のフレームでした。色んな試行錯誤を繰り返していたんですね。

RXD2では、他のアクスルサイズに対応させる変換アダプターは別売りです。違うアクスルサイズなら、必要なものを先に揃えましょう。

アクスル変換アダプター商品ページはこちら

必要なものだけ揃えれば良いので、フロント100×15mmとリアQR135×10mmを入手します。

アクスルアダプターを交換する

さて、今度は実際にアクスルアダプターを交換しましょう。フロントは径15mm。比べてみると太いです。ノンディスク側がキャップのみ、キャップにカラーが取り付けられた方はディスク側です。

ホイールに組み付けられたアクスルアダプターは、特にねじが切られておらず、キャップで嵌っています。

力をかけて引っ張れば抜けるのですが、防水のゴムリングが嵌っているため簡単にポロっとは取れません。根気よく、こじったりせずに垂直に引き抜きます。

直接プライヤーで挟む、プラハンで叩く等、局所的に強い力のかかる方法は傷やベアリングの破損に繋がるのでおススメしません。 抜けない場合は、以前のブログでご紹介した方法がおススメです。

フロントもリアも同じようにディスク側にカラー+キャップという向きです。

リアで気を付ける所はフリー。アクスルアダプターが抜けると、フリーのノッチ部分に軽く爪がひっかかっているだけの状態になります。ひっくり返したり、力をかけるとフリーが抜け落ちて、軽く嵌っている爪やバネ部分が飛散してしまう可能性があります。

フリーが落ちないように軽く手で押さえるか、先にそっとフリーを外しておくなど、注意深い作業が必要です。

筆者は見事にフリーを落下させ、爪と小さいバネを飛散させてしまい、広範囲に渡って床を這いまわる大捜索会を開催してしまいました。これが無いとフリーの爪が動かなくなり正常に動作しません。無くさないようご注意を!!

ちなみに、フリーを壊してしまった場合は、別売で入手可能です。SRAM XDやXDR、シマノのマイクロスプライン対応フリーにも交換できます。

交換用フリーの商品ページはこちら

無事、全部の爪とバネを発見したので組み付けます。こちらも同じくカラーを破損しないよう真っすぐにアダプターを差し込み、しっかりとキャップを嵌め込みます。

リアも無事QR135mm用に変身しました!少しの手間をかけるだけで、古い規格のフレームも最新のホイールに対応します。快適な走りを手に入れることが出来ますね!

次回へ続きます。