グレッグ・ミナーのシグネチャー・コレクションは、彼が素晴らしい勝利を得た3つのレース会場と、その象徴的な場所にまつわる思い出をテーマにしています。
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まず1つめは、2008年にグレッグが世界選手権で優勝した、カナダのモンサンタンです。
ぜひこちらのビデオをご覧ください。
グレッグ・ミナーが語る:モンサンタンでの世界選勝利を目指して (約2分11秒)
https://www.youtube.com/watch?v=oYvfc5RWeTI
「私の思うところでは、モンサンタンは最も難しいレースコースの一つだ。
このコースには様々な要素が入っているので、最終的にレースで上手くいったことは、あまりやり慣れていないことだったりするんだ」とグレッグは語ります。
「2008年、モンサンタンのレースに行く前は、(ライバルである)サム・ヒルとのレースにとてもピリピリしていた。
サムのチームはバーマンに拠点があったのを知っていたので、そんなに意識しなくても会場入りが少し早かったかもしれない。そのことが自分に少し不利になったように感じていた。
しかし、私はサムには負けられないと思っていた。
シュラドミングの決勝では、サムはとても強かった。世界戦に向けて、絶好調なサムと自分の間に、何かアドバンテージが必要だったので、モンスーンが私にとって非常に重要なレースだったことを覚えている。
私が覚えているのは、スティーブと一緒にコースウォークをした時のこと。その日は昼間に雨が降っていて、コースの至る所に水たまりがあったんだ。
このコースウォークには3時間くらいかかったかな…なぜかわからないけど、排水路を作ることにしたんだ…
永遠に終わらないかと思ったけど、私たちはただ笑い飛ばしていた。一対一のセラピーのようなもので、コース上の水たまりをすべて排水した。
そして日曜日のレース当日、素晴らしい天気、素晴らしいコンディションに恵まれたんだ。
コースの最後のセクションに到達した時、残った泥だらけのところはすべて乾いてしまっていたことを覚えている。
巨大なわだちがあって、人工のジャンプ障害物のように、これらの中から選択できるラインが10個かそれくらいあるのは、信じられないほどすごい光景だった。
そしてこの荒涼としたコースをひたすら下る。
最後にゴール前で交わされてしまうのは、文字通りの接戦だからこそ避けたい。
あと100メートルというところで…すごく緊張したのを覚えているよ。あまり覚えていないんだけど、南アフリカ人が初めて、ついに優勝したという興奮があったんだ…
何度もあと一歩のところで2位になったり3位になったりしていたからね。
私が手にしたのはオンリーワンの勝利だった。それは2008年のことだった。」