Alexrims VXD4 650B ホイールインプレ SDA王滝グラベル部門を走る山中真選手にインタビュー

6月のセルフディスカバリー・アドベンチャー・イン・王滝100㎞グラベルバイク部門に向けてアレックスリムズのグラベルバイク(グラベルロード)対応650Bホイール「VXD4 650B」 を試している山中真選手にインタビューしました。

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ALEXRIMS アクスルキット 商品ページ

別売のフロント12×100mm用アクスルキットを購入頂くことで、前後12mmスルーアクスルのグラベルバイクにも対応します。前後クイックリリースアクスルキットは標準で付属するので、別に購入頂く必要はありません。

VXD4 29″ インプレはこちら

 

山中選手が使用するグラベルバイク GT グレードは標準が700Cですが、650Bを試したいと思った理由は何でしょう?

冬はシクロクロス、夏場はトレイルライドと一年中通してグラベルバイクに乗りたくなり、トレイル仕様で650Bホイールを使用することにしました。あとSDA王滝ではタイヤが太いほうが有利だという考えもあります。

 

VXD4は軽さが最大の特長ですが、実際に走ってどのように感じますか?

BOONDOCKS3(山中選手がグレードに普段装着している700cグラベルバイク用ホイール)が軽いこともありあまり軽さを感じることはできませんでしたが非常にバランスがよく癖がないホイールです。

BOONDOCKS3インプレはこちら

 

BOONDOCKS3と比べると、スポーク数が多く、アイレット付きのリムで、より耐久性を重視した仕様です。実際に乗って頑丈さや安心感のようなものは感じますか?

700Cグラベル用ホイールBOONDOCKS3

VXD4はベースがマウンテン用のホイールになるのでリム幅も広くタイヤ接地面積も広くなります。きっちりタイヤ面で凸凹を受けることができるので安定感があります。耐久性はありますがホイールの硬さは全くありませんし柔軟性が高いなと感じました。

 

反対にBOONDOCKS3と比べるとスポーク数の多さだけでなくリムハイトも低いですが、スピードの乗りの悪さのようなものは感じますか?

BOONDOCKS3より少し重量もありますし回り始めは少し重さを感じました。使用するタイヤの問題もあると思います。700Cは走破性、650Bは安定性という感じですね。

 

MTB用ホイールとしてVXD4 29″も愛用頂いていましたが、前回のインプレから長期間に渡って使用して、印象が変わった部分はありますか?

印象が変わったことはありませんが乗り込めば乗り込むほどタイヤのセッティングを煮詰めることができました。使い慣れることが一番大切だと思います。

 

VXD4 29″で感じたしなやなさは650Bでも同じでしょうか?

ホイールの外径が小さい分少し剛性は強いですが硬いという部類にははいりません。オフロード走るならばしなやかなホイールに限ります。

 

クランクブラザーズのホイールも使用していますが、アレックスリムズと性格の違いを感じる部分はありますか?

クランクブラザーズのホイールも大好きです。特にシンセシスというモデルがお気に入りです。クランクブラザーズはリムがしっかりしている印象なので少しカチッとしています。アレックスリムズはホイール全体でよくまとまっている印象です。

Crankbrothers Synthesis Alloy インプレはこちら

 

VXD4はどんな人におすすめですか?

入門者から中級者におすすめです。自分はマウンテンバイクからシクロクロスまでアレックスリムズを使用するほどお気に入りのブランドです。このブランドのホイールで結果も残せています。価格帯がよく練習からガンガン使って、ホイールのフィーリングを掴んで相性を高めることできます。

 

山中 真(やまなか しん)

セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。

主な成績

・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝

・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝

・2020年 東海シクロクロス第2戦山県氏おおが城山公園 C1優勝

・2020年 東海シクロクロス第3戦ワイルドネイチャープラザ C1優勝

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