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Degreaser 13 (ディグリーザー13)
#110570 容量475ml ¥2,090(本体価格¥1,900)
#110607 容量3.7L ¥13,200(本体価格¥12,000)
無溶剤(ゼロVOC)の脱脂剤であることが最大のセールスポイント
水と一緒に使用する高濃度の脱脂剤で、過酷な脱脂作業にも対応します。
水で活性化させると驚くほどの効果が得られます。軽い脱脂作業には水で希釈して使用できます。
金属の表面に付着した油分、泥、汚れを攻撃して除去し、最後に溶解して除去するように設計されています。
完全水溶性で、ブラッシングとすすぎでさらに活性化され、隅々までクリーニングできます。
完全に生分解性、無溶剤、植物由来、ゼロVOCなので、どのような素材にも安全に使えます。
VOCってなに?
VOCは「Volatile Organic Compounds」の略で、揮発性有機化合物、つまり有機溶剤のことを言います。
VOCは、光化学大気汚染をもたらす主要な原因物質となり、更にはシックハウス症候群の原因物質となるものや、発がん性など人体に有害な影響を及ぼすものが多いんです。
現在環境問題の大きな要因として対策が進められているんですね。
単に汚れが落ちればいいという時代では無くなってきた、と言えます。
環境へのインパクトを減らす~1994年からの取り組みから生まれた「Degreaser 13」
ペドロスの1994年に発売されたOranj Peelzは、溶剤の含有量が30%以下です。
これは、「柑橘系」脱脂剤の溶剤含有量が75~95%に達することが多い競合他社よりもはるかに少ないんです。
この化学技術をさらに発展させた結果としてDegreaser 13が生まれました。
脱脂剤としての溶剤のマイナス要素とは?
溶剤の割合が高ければ水によって洗い流す時間も多くなり、作業も大変になります。
更に溶剤はプラスチックやゴムに対する攻撃性が強いため、使用する場所に気をつけなくてはなりません。
溶剤を使用していないDegreaser 13ならデメリットを解消しつつ、脱脂剤としての機能を最大限発揮します。
チェーンコーティングを傷める柑橘系脱脂剤
皆さんがよくご存知のコンポーネントメーカー数社は、コーティングチェーンに「柑橘系」の脱脂剤を使用することを非難していました。
Oranj Peelzは溶剤含有量が低いため、すすぎの時間も短く、チェーンコーティングを傷める可能性も最小限でしたが、
こういった背景もあり次世代の脱脂剤の開発を進めていました。
Degreaser 13の使用方法
一般的な使用方法
ブラシやウエスに少量の脱脂剤をつけて、脱脂したい部分を素早くこすってください。
プロブラシキットを使用することをお勧めします。すべての表面がコーティングされるまで繰り返します。3-5 分間放置します。
ブラシを水で濡らしながら部品をこすり続け、汚れと油分が脱脂剤と目に見える形で結合するまでこすります。
スプレーボトルまたはホースの水で、低圧から中圧の圧力でよくすすぎます。
必要に応じて、雑巾で拭き取るか、部品の水分を振って乾かします。完全に乾燥させてから潤滑剤を塗布します。
チェーンマシン/チェーンピッグで使う場合
ディグリーザー13を2部の水で希釈して使用します。マシンに原液をいれてから水を加えて希釈すればOKです。
油汚れの多いチェーンには、低めの希釈でも大丈夫ですが水でのすすぎの回数を増やす必要があります。
112本のブラシが付いたペドロスの「チェーンピッグ」ディレーラーのテンションプーリーにブタさんの尻尾をひっかけて使用する。
ペットボトルに入れて小物を洗浄
細い部品を洗浄するために、ペットボトル入れて使用することができます。
部品を容器に入れ、部品の表面がコーティングされるのに十分な量のDegreaser 13を注ぎます。
容器をしっかりと密閉し、1~2分間、時々方向を変えながら激しく振ります。
容器を開けて、部品が完全に浸るまで水を加えます。再度密閉し、さらに30秒間振ります。
部品が落ちないように注意しながら、容器から廃液を流します。
きれいな水を補充し、さらに30秒間振って部品をすすぎます。水がきれいになり、泡立ちがなくなるまで、必要に応じて繰り返します。
容器から部品を取り出し、水分を拭き取る。
超音波洗浄機に対応
2~30倍希釈で使用してください。加熱機能がついている場合でも使用可能でより洗浄力がアップします。
まとめ
単に汚れが落ちればいいという時代では無くなってきた中で生まれた環境に配慮したディグリーザー13をぜひ使ってみてください。
ディグリーザー13の詳しい情報はこちら
ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス
鎌田でした。