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Ice Wax
アイスワックス
#110546 税抜価格¥1,400
容量120㎖
Natural Wax Dry Lube 天然ワックスドライルーブ
”ドライ”というと、「晴れの日で、乾燥したような気候で使うのかな?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
日本語に直すと、乾式潤滑(カンシキジュンカツ)
となり、つまりワックスタイプの潤滑剤ということです。アイスワックスは天然に存在するワックス成分を使用しています。
*一方ウエットルーブは湿式潤滑と呼ばれ、オイルやグリスタイプの潤滑剤になります。
晴天~曇天&オンロード~軽めのダートまで
乾燥した状態では最高の効果を発揮しますが、ワックスのコーティングは水たまりや小川の水をはじく効果もあります。
潤滑効果の持ちはウエットルーブよりも低く、約100マイル=160㎞くらいまで。
チェーンがベトベトしないメリット
バイクを室内まで担いで運ばなければならない人
輪行する機会が多い人
などはチェーンがベトベトしないので、ストレスから解放されるのでお勧めです。
乾燥下では汚れを寄せ付けない
アイスワックスはチェーンに塗布したあと水分が蒸発し半固形のドライワックスコーティングとなります。
塗布されたアイスワックスは分子レベルでチェーンの金属表面と結びつきます。
表面が乾燥しているので埃や汚れがウエットルーブと比較すると吸着されにくいです。
塗布時に洗浄効果がある
アイスワックスは有害な溶剤を使用しない水性洗浄剤とワックス成分をミックスした液体です。
チェーンに塗布するとワックス成分と一緒に洗浄成分がチェーンに浸透し、汚れを除去します。
すべて生分解性で環境にやさしい
水性洗浄成分、ワックス成分も生分解性なので、最終的に微生物によって水と二酸化炭素まで分解されます。
走っていれば成分は地面に飛散しますし、廃液として流すこともあります。
実はドライルーブにも種類がある
ドライルーブには、「水性キャリア」と「アルコールキャリア」の2種類があります。
アイスワックスは「水性キャリア」のドライルーブです。
両者ともにキャリア(水分、アルコール分)は蒸発してチェーン表面にワックス潤滑成分を残します。
水性キャリアのアイスワックスの場合、水分が蒸発するのに時間がかかるので、最高のパフォーマンスを得るためには、ライドの少なくとも1時間以上前に塗ることをお勧めします。
可能であれば塗布したあと、水分が完全に蒸発してワックス成分が定着するまでひと晩置いておくことがお勧めです。
使い方
①塗布前にボトルをよく振ってください。
粘度が非常に高いので、気温が低い時はお湯に浸してあたためると少し柔らかくなります。
フタを開けてビニール袋に入れてお湯を入れたコップなどに入れると良いでしょう。
*フタを締めたまま高温にすると容器が圧力で変形したりと危険です。
②チェーンを逆回ししながらワックスを塗布
時間に余裕があれば、リンク一つ一つに一滴ずつ垂らして染み込ませていくと良いでしょう。
③余分なワックスをふき取りつつ、汚れを除去する
チェーンだけでなく、プーリーやチェンリングにもワックスがついているのでしっかりと拭き取りましょう。
④念入りにふき取る
チェーンの潤滑剤はチェーンのコマの間の隙間をコーティングしていればよいわけですから、目に見えている部分はふき取ってしまっても構いません。
拭き取り後、チェンのリンク部の隙間にワックス成分が染み込んでいるのが確認できます。
⑤1時間以上放置する
1時間以上放置します。できれば一晩、どうしても時間がない場合でも15分以上は放置します。
乾燥後、水性キャリアが蒸発しワックス成分がチェーンの表面に定着し残ります。
慣れが必要
ほとんどの方がウエットルーブに慣れているのではないかと思います。
ドライルーブは塗布した後に乾燥しているので、なんとなく塗布されているのか不安になります。
塗られているか不安だからと拭き取りが不十分だとワックス以外の成分が蒸発しないので効果を発揮しません。
以上、ペドロスのアイスワックスのご紹介でした。
詳しい商品情報はこちら
ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス
鎌田でした。