こんんにちは、自転車通勤担当のサキです。
毎日クランクブラザーズのキャンディ ペダルを踏んでオフィスまで30分通勤しています。
普段の夏用シューズから、冬用のシューズに履き替えた時に「え、、、シューズとペダルの密着感が全然違う!」と感じたので、クランクブラザーズペダルとシューズの調整をやってみることにしました。
こちら3年間使用したシューズと新しいCANDY3です。
靴のまま保育園に迎えに行ったりと、歩行も良くするのでソールが3mmぐらいは削れている感じです。
恥ずかしながら、こんな状態になっていました↓
指で簡単にペダルが動いてしまう状態です。
キャンディ、エッグビーターなど、クランクブラザーズペダルの最大の強みはペダルとシューズの密着性です。
一般的なペダルだと、クリートとペダルだけが接点なのですが、クランクブラザーズのビンディングペダルは、ペダルボディの左右とシューズのソールが密着した状態を作り出すことができます。
そのチューニングを行うために、取り扱い説明書には最適なセッティングを行うためのメジャーまで付属します。(薄い紙なので、実際は計測しづらいため、ノギスがあると便利です)
新品のシューズだと、ソールが厚いのでシムを入れてクリートを上に持ち上げるパターンになります。(シムはペダルやクリートを買うと付属します)
今回の私の場合は、ソールが薄くなったので、ペダル側の厚みを増やす必要があります。もしくは新しいシューズに買い替えるか・・・・
シューズアッパーはまだ使えるけど、ソールは薄くなってきた・・・まだシューズは買い替えたくないけど、密着度は追求したい!
という私のために、クランクブラザーズは素敵なパーツを準備してくれています。
「トラクションパッド!」
左の四角いパーツがそれです。
右の顔みたいなパーツはシムです。
キャンディに取り付けするとこんな感じになります。
右が装着後。黒のパーツがカチッと入ります。
取り付けた結果はこちら。
ガッチリシューズに密着しています。
手でグイグイやっても動きません。乗車してもペダルとの一体感は新品同様です!
細かい数値を計測してみました。
削れたソールの深さ5.9mm
計測ツールによると7mmだとシム無し、トラクションパッド無しでジャストフィット。
私のシューズのソールはそこから1.1mm薄いので、トラクションパッドを付けたら調子が良くなりました。
トラクションパッド本体の厚みは1.2mm
シムの厚みは0.9mm
シムの摩耗にも注意
ソールが厚い場合に入れるシムも使用しているうちに、ウィングとこすれて段々と削れてきます。
左が2年使用したシム、右が新品です。かなり削れていますね。
このようにウィングが接触して、シムが削れます。
クリートの密着度をチェックする時にはシムの摩耗もチェックしておくのがおすすめです。
削れていたら早めに交換をしましょう。
一般的にシムを使ってクリートを浮かせている場合は、ソールが削れてきたらシムを外せば丁度良くなります。
シューズとクランクブラザーズペダルのフィッティングまとめ
新品を買ったときは、付属のツールに沿ってソールの厚みを計測してシムを追加したりしましょう。
歩行する距離にもよりますが、通勤などで毎日歩く場合は1年程度でソールが1mm以上変化することもあるので、フィッティングをチェックしてください。
ペダルに靴だけを取り付けて、シューズがユルくて簡単にリリース角度まで回せる場合は密着度が下がっています。(毎日乗っていると、このユルみに気づきにくいです)
削れたソールの密着度アップ方法
・シムを使っている場合:シムを取る
・シムを使っていない場合:トラクションパッドを取り付ける
キャンディ3グレード以上だと、トラクションパッドがペダルに付属します。
手元にない場合は以下のシムをお買い求めください。
https://www.riteway-jp.com/pa/crankbrothers/product/%e3%83%88%e3%83%a9%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%83%91%e3%83%83%e3%83%89/