こんにちは。
Team Eurasia-iRC TIRE 鈴木 史竜 です。
みなさん、いつも使っているブレーキシューにこだわりはありますでしょうか?
スピードが出る自転車において、ブレーキシューはとても重要なパーツだと思います。安全のためやホイールを長持ちさせるために、最善の選択をしたいものです。
ということで、本日から3回に渡り、僕がいつも使用しているブレーキシューの紹介をさせて頂ければと思います!あまり目立たないパーツかもしれませんが、選択肢に入れて頂ければ幸いです。
まず第1弾の今回は、BBB TECHSTOP(テックストップ)!
こちらは、僕が練習時を中心に使用している製品になります。日常的な使用ではありますが、レースにそのまま出場する事もあり、充分に走れるブレーキシューです。
裏面の形状を工夫することで、シマノ、スラム、BBBはもちろん、カンパニョーロにも対応します。
まず、日常使いをする機材選択において重要なのは、何と言ってもお値段!
こちらは800円(税抜き)というお値段になっています。税込みで千円にもいきません。
ここまで安いと、安かろう悪かろうではないか…と思っていたのですが、想像以上のブレーキシューだと感じています!
次に、性能面で気になるのは、何と言っても制動力。
他社のこの値段のブレーキシューと比較すると、少し柔らかい印象があります。お手頃な値段にもかかわらず、固いブレーキシューで無理やり押さえつけて止めている感覚ではなく、しっかりホイールを掴んでいく感覚があるため、怖さは感じません。日常使用として、その辺りの塩梅がとてもいいなと感じています。
さらに、このブレーキシュー、実は全然減っていきません!
あくまで経験則ではありますが、前後輪をローテーションして使用する事で、雨天走行を含めて7000km~8000km以上の使用が可能であると思います。
減っていくのが遅いという事はすなわち、どうしてもリムへのダメージが残ってしまう事も意味します。しかし、決戦用の高級なホイールにぜひ使用して頂きたいブレーキシューは次回以降紹介しますが、少しダメージがあるとは言いつつも、あくまでBBBの値段帯が高い他製品との比較といったイメージです。雨のライド後など、ホイールのアルミ片が刺さっていることはゼロではありませんが、そこまで強力な攻撃力ではなく、安心して選択しています。
特に消耗品であるブレーキシューにおいて、この値段でかつ十分な制動力があれば、TECHSTOPはとてもいい選択肢の1つになると思います!
次回、アルミリム向け、ハイエンドブレーキシューに続きます!
ありがとうございました!
鈴木史竜(すずきしりゅう)
1998年4月16日生まれ
静岡在住
2014年 全日本選手権ロードU17:13位
2015年 Team Eurasia-IRC TIREサイクリングアカデミーで欧州遠征
2015年 四日市全国ジュニア自転車競技大会:12位
2016年 全日本選手権TT(ジュニア):9位
2016年 Team Eurasia-IRC TIREサイクリングアカデミーで欧州遠征> 2017年 Team Eurasia-IRC TIRE 正式加入
2017年 Tour de Nouvelle-Caledonia (10日間のステージレース)完走
2019年 全日本選手権TT(U23):19位
2019年 UCI ツールド熊野 出場
2019年 ケルメスクルス(Lichtervelde):20位
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使用バイク Felt FR1、DA