一般的になりつつあるチューブレスタイヤ。専用バルブがチューブレスには不可欠ですが、見逃しがちなパーツでもあります。しかし、せっかくタイヤにこだわるならバルブにもこだわるべきではありませんか?チューブレスバルブの最高峰と言える製品をKCNCから紹介します。
アルミチューブレスバルブ
アルミ最高レベルの強度を持つ7075アルミニウム合金をCNC削り出しで製作したチューブレスバルブです。アルマイトのよる表面処理で鮮やかな4色展開です。エッジーなバルブキャップが付属します。
5種類のベースが選択できて空気漏れを起こしにくい
ベースのラバーを5種類の形状から選べます。普通は一種類のベースしか付属しない(変えられない)ですが、リム形状は一種類ではありません。
最も一般的なバルブベースはこの丸型です、確かに汎用性は高いですが、密着度は高くありません。
今回、使用するホイールはALEXRIMS RXD3 。緩いカーブを描いたこちらのベースを選ぶとジャストフィット。まるでこのために用意されたようです。密着度が高くエア漏れのリスクを軽減します。
ベースを装着する際は、ベース下に小さなリングを入れ忘れないように。
超軽量 ペアで10g(50mm)
超超ジュラルミンと呼ばれる7075アルミニウム合金を削り出すことで非常に軽量。ちなみにラバーベースを変えても0コンマの差しかありません。
豊富なサイズ展開 ディープリムに対応
38、50、65、80、100mmの豊富なサイズ展開があり、目安として85mmまでのディープリムに対応します。対応リム高の目安は製品ページをご覧ください。固定するためのナットをねじ込めるスレッド長は当初25mmでしたが10mm延長した35mmバージョンを追加しました。対応リム高が変わってきますのでご注意ください。対応リム高が低い方に10mm延長されています。
バルブ全体にネジを切れば良いのではと思うかもしれませんが、スレッドを立てると強度が下がるため、最長でも35mmとして強度を確保しています。全ネジの一般的な製品に対して各サイズを用意しなくてはいけないのでコストがかかりますが、最高のパーツを使いたいというユーザーを思ったラインナップです。