大型シートバッグを取り付けた状態でドロッパーポストは動かせる?

こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
前回はFELTのVRにドロッパーポストを取り付けました↓

FELTのVRカーボンにドロッパーポストを取り付ける

さらに試したかったのが、シートバッグを取り付けた状態でドロッパーポストが動くのか?という点です。
シートバッグはフレームとサドルを使用して固定するので、サドルが上下するドロッパーポストだと使えないのでは?という疑問がありました。
早速試してみましょう。

機材紹介

取り付けバイク:2017年FELT VR3

グラベルロードにドロッパーポストとシートバッグ取り付けバッグ:BBB シートサイドキック 容量11L
これが無いと会社に行けないほど愛用しております。
防水性、ホールド力、外観、どれも秀逸。インナーバッグが別体なので荷物の取り出しは1秒、荷物が少ない時はかなりコンパクトにもできます。

 

取り付けテスト

シートバッグはこのようにサドル真下でバックルを止めることが多いのですが、これだとドロッパーポストの伸縮の干渉してしまいます。

 

BBBのシートバッグは先端にコンパクトにベルクロが2本まとまっているので、フレームのシートチューブに巻き付ける位置でも固定ができるので、ドロッパーの稼動部分より下に固定します。下のベルクロ2本が上下に離れているバッグだとこの固定は難しいです。

 

サドルレール側のバックルは気持ち緩めに締めておきます。
サドルが下がった時に上下のバックル距離が短くなるので、そのマージンをとります。

 

サドルを80mm下げてみました。
サドルレールの後端にバックルが移動して、うまい具合に距離の変化を吸収してくれていますね。ドロッパーポストの下げた状態 グラベルロード

 

戻してもこの通り、バッグはちゃんと固定されたままです。

 

動かした様子の動画です、この後乗車した状態でも作動させてみましたが、問題なく使用できました。

 

注意点

ドロッパーポストの伸縮部分に触らないように、ある程度シートは出ている必要がある。
サドルが下がるとベルトを引っ張るので、適切なたるみを持たせないとベルトが痛む。
BBBのシートバッグのように上と下のベルクロとバックルが離れていないとシートの伸縮を吸収できない。

まとめ

バッグの種類と固定を工夫すればドロッパーポストとシートバッグは同居できました。

今回使用したBBBのバッグはこちらです。

シートサイドキック [BSB-143]