どんなパーツにもカーボン製品が使われている今ですので、「トルク管理」が最重要視されております。もちろんカーボンだけでなく、アルミパーツにもMAX〇〇N(ニュートン)なんて印字されてます。
しかし、トルクレンチというのは非常に高価なイメージを持たれているはずです。よりユーザーの方にも手が届きやすい価格、なおかつ質が良い! BBBより新登場しました。
BBB トルクセットデラックス BTL-173 ¥13,800-(税抜)
商品コード:102618
トルク設定値に達すると、ヘッド部がポキっと折れ曲がりクリック感とともに完了を知らせます。シンプルな設計。
ご使用方法は、このように絵でわかりやすい説明書が同梱しています。
2Nから0.2N刻みの精密な計測。ロートルクから、ミドルトルクまでをカバー。
BBやスプロケット組付けのハイトルク(30~50N)には対応しておりませんが、自転車に適したレンジになっております。(ボトルゲージ、ブレーキ&シフトレバー、シマノ社製左クランクアーム、シートポストヤグラ&シートクランプ、ハンドル、ステム、ディスクローター等)
従来モデルと比較して、、、
1.ヘッド部が小さくなったことで、狭い箇所でもエントリーがしやすく。ラチェット機構で早回し可能。
2.グリップの材質が樹脂から金属に変更でビルドクオリティがアップ。
3.トルク設定が 14Nまでしか設定出来なかったのが24Nまで計測可能に。
4.トルク補正可能。
5. 3mm~8mm & T25、T30 ビット付属。保管に便利なソフトケース付属。
*取り扱う上での注意点*
トルクレンチは精密機器にあたります。精度低下の要因になります。以下のことに注意して取り扱いましょう!
1.使い終わった後は、トルク設定値を0Nにしておくこと。中にバネが仕込まれておりますので、2N以上のまま保管しているとバネが伸びてしまい、精度の低下原因に繋がります。
2.強い衝撃を与えない。高温多湿を避ける。ソフトケースに都度収納する。
3.頻繁に使用される方は、トルク校正を依頼して精度チェックをしてもらいましょう。(トルク校正専門の業者へお問い合わせください。)
4.カチッとヘッドが折れてトルク設定値に達してから、そこから何度もカチッカチッはNG。精度低下とオーバートルクで破損原因になります。
5.トルクの計測中は、グリップの中央を持つこと。グリップ末端やヘッドから近い所を持って計測しても適正に計測出来ません。
使用した感想としては、まず手に取るとわかる重厚感と作りの良さ。デジタル型のトルクレンチと比べて、トルク値を設定するのに面倒さはありますが、アナログならではの手軽さと安心感を得られます。トルク設定値に達する知らせのクリック感は非常にわかりやすく、始めてご使用する方でも使い方を間違えることはまずないでしょう。ご自身でメンテナンスされる方でしたら、持っておいて損はない工具のひとつだと思います。
愛車にキズをつけないためにもトルクレンチで管理してみましょう!