こんにちは!マウンテンバイカーのケイです。
先週末はSDA王滝100㎞(2015年9月)に出場してきました!
今回とは別のパーツをたくさん試してきたので、また別の機会にインプレッションを書きますね。
って今回は普通の書き出しでスタートしてしまったので、後ほどつっこみポイントを設けるようにします。
目次
自転車に乗っている時のバイクと自分との接点は「グリップ」「サドル「ペダル」の3つだから、それには特にこだわった方が良い
よく自転車乗りのプロや玄人(くろうと)の方から言われるお言葉です。
とくに下り系マウンテンバイカーがこだわるのは、そのうちの「グリップ」と「ペダル」。
なぜならダウンヒルなどではほとんどサドルは座らないからですね。
ダウンヒルでのサドルは別の役目がありますので、それはまたいずれ。
なのでボクもグリップはたくさん試します。
最近たくさん処分してしまったので半分ほどになってしまいましたが、写真にある10種類のグリップはここ1年ほどで試したモノです。
それくらいグリップは同じように見えて全然違う、奥の深いモノなのです。
写真は自社商品ばかりですが、もちろん他社商品も使ってテストしています。
長さ、太さ、固さ、形、肌触り、握り心地、etc・・・
上の写真の中だけでも全て違うと言って良いほど、それぞれ違い、そこに特徴があったりします。
それらにこだわるのはグリップばかりでは無いと思います。
下ネタかっ(^^)\(-_-)
ありがとうございました。
マウンテンバイカーはグリップにこだわる!‘‘細いのにクッション性が良い♡‘‘な逸品「SERFAS(サーファス)」の「デュアルロックオングリップ」
そのうちの‘‘細さ‘‘と‘‘握り心地(クッション性)‘‘という、相反する要求を追及したのがこのデュアルロックオングリップです。
何とも味気ないネーミングですが、アメリカの本国サイトを見てみると正式名称は「CNGT THIN WALL GRIP」とあります。
「THIN=肉薄」というのが他の製品とセールスポイントになります。
薄いと何が良いのか?
よく「薄さ0.01㎜」など薄さをセールスポイントにした製品はいろいろありますが、グリップが薄いと何が良いのかというと「握りやすさ」です。
握りやすさというのは薄すぎても(細すぎても)良くなく、逆に厚すぎても(太すぎても)良くないです。
鉄棒などで想像すると、ヒモのように細すぎてもバットのように太すぎても握りにくいですよね。
ちょうど良い太さが良いわけです。
実はボクは指が普通より短めな傾向なので、普通のグリップだと結構太目に感じてしっかり握れない気がします。
ちなみにどのくらい細いかといいますと、
左:SERFAS/デュアルロックオングリップ 太さ約28.4㎜
右:SERFAS/スワッガーデュアルロックオン 太さ約32.4㎜(最細部)
色々なグリップを計ってみましたが、一般的には30㎜前後の太さが多いので、通常より5%ほど細いという感じです。
指が短いというわけでなく手が小さな方なども同じ感覚だと思うので、そういう方は普通より細身のグリップが良いと思います。
秘密は‘‘芯‘‘にあり
グリップを薄くする方法は2通りあります。
①ゴムを薄くする
②芯を薄くする(ロックオングリップタイプのみ)
このグリップは左右をロックリングで固定する‘‘ロックオングリップタイプ‘‘なので中に芯が通っているのですが、このグリップは「②芯を薄くする」をしています。
押してみると・・・
ぷにっ
中を見ると・・・
ぷにっ
芯を薄く、というより芯が上半分ありません!
ここで重要なことに気が付きました。
芯が無い分がゴムになっているからクッション性が良い
通常のロックオングリップ中身は一周にわたって樹脂製の芯が入っているので、そのぶん太くなったり、全体を薄くするためにゴムを薄くしてクッション性が悪いかどちらかです。
その相反する要求を満たしたのがこのSERFAS/デュアルロックオングリップなのです。
なのでセットの仕方としては芯が無い柔らかい部分を、手が痛くなりやすい部分にお好みでセットしてみてください。
ボクは指の付け根にマメができるのでそこに向けてセットしました。
愛車のGT/フォースカーボンTEAM(2014年モデル)に装着。
富士見パノラマダウンヒルにてテスト走行。
今までのGT純正グリップも良かったのですが、ゴム部分は2種類のゴムを使っているデュアルデンシティー構造のため圧倒的にクッション性が良く、いつもマメができるのに今回は全くできませんでした。
クッション性だけでなく表面がサメ肌上になっているので滑りにくいので、余計な力が入らないのもその要因です。
ボクのようにダウンヒル用にも良いですし、クロスカントリーMTBでも街乗りクロスバイクにも何でも使ってOKです!
オススメ度◎な逸品です!
カラーも5色あります。
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