こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
ナイスなMTB用フラットペダルと言えばクランクブラザーズのスタンプシリーズですね。
スタンプシリーズは最上位の11からエントリーの1まで5つもグレードがあります。
今回はエントリーグレードのスタンプ1とスタンプ2を実際に踏み比べてみます。
スタンプの価格
STAMP1=5690円
STAMP2=9250円
価格差は約3500円です。
素材の違い
まず大きな違いが素材です、ブルーのスタンプ1は樹脂ボディに対して、シルバーのスタンプ2はアルミのダイキャスト(鋳造)ボディです。
素材が違うので重量もスタンプ1の方がラージプラットフォームで140g軽量です。
乗り比べてみて、素材の違いに関しては体感できる差はありませんでしたが、スタンプ1の方が素材が柔らかいので、転倒や岩へヒットした時の削れ方は大きくなりますね。
ペダルのパッケージにもスタンプ2はダウンヒル用途のアイコンがありますが、スタンプ1はオールマウンテンや街乗り用となっています。
ピン位置の違い
スタンプ1と2でピンを打っている位置が違います。
スタンプ2はピンが片面で10本、スタンプ1は片面9本です。ブルーノスタンプ1の方がたくさん穴があるように見えますが、ペダルを貫通して反対面のピンの穴が見えているだけです。
ピン位置のレイアウトも異なるのですが、実際に踏んでみるとピン位置でのそれほど大きな差は感じませんでした。
それよりも次に紹介する厚みによる影響が大きかったです。
厚みの違いでスタンプ2が踏みやすい
左がGTラボンバ純正フラットペダル。真ん中がスタンプ2、右がスタンプ1です。
スタンプ1が一番薄く、次にスタンプ2です。GT純正プラペダルも結構薄い物が付属しますが、スタンプはさらに薄いです。
スタンプ2の厚みは18mm
スタンプ1の厚みは13mm
実際に測ってみると5mmも厚みが違うので、スタンプ1はかなりスッキリとしたシルエットです。
この厚みの差が踏んだ時の差につながっていて、スタンプ2の方が特にグリップ力が高かったです。
スタンプ1はシャフトが通っているペダルの中心部がピンとの高低差が少なく、特に軽く踏んでいる状態だとピンへの食い込みが少し弱め。踏み込むんだ状態だとスタンプ2との差はほぼ無くなります。
スタンプ2はペダルが厚い分だけペダルシャフト部が相対的に低いので、軽くペダルに足を置いているだけでもピンとソールがしっかりとかみ合っています。
どちらも十分なソールへの食いつきがありますが、比較するとスタンプ2の方が優れています。
カッコよさはスタンプ1
個人的な感想になりますが、スタンプ1の方がスリムでかっこいいです。スタンプ2には武骨な男らしさがあります。
クロスバイクなどにもスタンプ1は似合いそうです。
以外な盲点として、汚れやすさというのがあります。
樹脂ボディのスタンプ1は汚れが付きやすく、目立ってしまうということに気づきました。
常にピカピカにしておきたい!という人は金属ボディのスタンプ2以上がいいですね。
私はこの使っている感じが結構好きです。
スタンプ2と1の比較まとめ
スタイリッシュな見た目を求めるならスタンプ1
グリップ力を求めるならスタンプ2
商品ページはこちら
https://www.riteway-jp.com/pa/crankbrothers/product-category/%e3%83%9a%e3%83%80%e3%83%ab/