こんにちは!
MTB系製品のブログ担当をしているケイです。
今年34歳になったのですが、カラオケに行くとやはり中高生当時のヒット曲=懐メロを歌ってしまいます。
大好きなサザンオールスターズだけでなく、
安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」や
ユニコーン「素晴らしい日々」
それに広末涼子「MajiでKoiする5秒前」は必ず歌います♪
広末涼子さんはボクより1つ年上の1980年生まれですが、DocomoのポケベルのCMを観た中学2年生のボクは恋に落ちてしまった・・・
という話は書き出すと長くなるのでまたの機会にしますね。
目次
タイヤ(チューブ)とエアサスを兼用できるミニポンプは本当に使えるのか?
有名なことわざがありますよね。
『二兎を追う者は一兎をも得ず』
二羽の兎を同時に捕まえようとする者は、結局は一羽も捕まえられない。二つの物事を欲ばってどちらも失敗したり、中途半端に終わるものである。
まさにコレですね。
そんなに欲張る必要があるのか?そもそも兼用する必要があるのか?タイヤ用とエアーサスペンション用をどっちも持っていたら良いのでは?
日常生活についてそうである必要性はほとんどありません。
エアーサスペンション装備のバイクを所有する方は間違いなくエアサス専用ポンプを持っているはずです。
なぜかというと、体重などによって違いますがエアサスの空気圧は10BARの高圧を入れるため、一般的なタイヤ用空気入れ、ましてはミニポンプではそこまでの高圧は対応していません。
ちなみにボクの体重75㎏でGT/フォースカーボンのリアサスの場合は200psi(=13.79BAR)入れるのはまず無理です。
なので20BAR以上対応しているエアサス専用ポンプが必要です。
つまり一般的にはタイヤ用とエアサス用を兼用することが出来ないわけです。
なぜ兼用したいのか?
お小遣いが足りなくて2つも買えない・・・ということではありません。
タイヤ用とエアサス用の2本ともミニポンプが必要なときがあるからです。
ボクの場合はSDA王滝100㎞に出場の時です。
実は1度経験がありまして、一緒に参戦した左に居る彼が途中でリアサスのエアーが多すぎて乗り心地が悪いと言ってエアーを抜いたのですが、あのような過酷な状況ということもあり精神状態も平常とはいえないこともあり、勢い余ってエアーを抜き過ぎ・・・
もちろんエアサスポンプなど持っていませんのでタイヤ用でエアー充填を試みるもほとんど入らずサスはフニャフニャ。
道行くライダーに声を掛けるももちろんエアサス用ポンプなど誰も持っておらず、エア圧が足りないまま数十km 走った結果、途中リタイア。
(写真はその次の回にそれを克服し完走の図)
さらにそんな状態で乗ったのでエアサスもスタックダウン。
今回は大丈夫でしたが、最悪の場合サスペンションの底付きを繰り返しフレームに負荷がかかりフレームにクラック(ヒビ)が入ることも考えられます。
SDA王滝だけでなく、トレイルライドでも途中でセッティングを変えるのに欲しいですよね!ロングライドでもエンデューロレースでも、突然エア圧を変えたくなるのは人の常です。で、だいたい抜き過ぎて失敗します(苦笑)。
これがそのSERFAS(サーファス) MP-2N1
2N1=2 in 1の意味ですね。
見た目は何の変哲もないミニポンプですね。
ボクの使っているcrankbrothersのアイオダイン3ホイールはフレンチバルブなので、このポンプに付属のフレンチバルブアダプターを装着して使用します。
こんな感じで普通に使います。
シュコシュコシュコ・・・
2BARまで空気を入れました!
ちなみに2BARまでにかかったポンピングの回数は・・・
‘‘400回‘‘
今回のタイヤはダウンヒル用の太い27.5インチ径×2.4幅でしたので、通常の27.5×2.2だともう少し早く2BARまで入ると思います。
ポンピングは特に重くもなく超軽いわけでもなく、普通な感じです。
そして肝心なサスペンションにちゃんと入るのか?
入れてみましょう。
そしてココがこのMP-2N1のポイント!
HV(ハイ・ボリューム)=1回のポンピングでたくさん入る
⇔
HP(ハイ・プレッシャー)=高圧でもポンピングが出来る
これを切り替えるモード変換ダイヤルです。
タイヤの空気を入れる時に使うHVモードで試しに入れてみると・・・
ダメです、ポンピング10回で2BAR(約29psi)付近までは入るもののそれ以上は入りません・・・
ここから本気を出しましょう。
HVモードに切り替え!
シュコシュコシュコ・・・
楽に空気が入る!!
ボクの体重が75㎏で、入れたい200psi(=13.78BAR)まで入れることが出来ました!
ちなみに200psiまでにかかったポンピングの回数は・・・
‘‘140回‘‘
もちろんポンピングはスムースで、正直なところサスペンション専用ポンプよりは高圧になるほど力は要るものの問題無く入れることができました。
入れすぎたときはこの赤いボタンがエアを抜くリリースボタンになっているので簡単に微調整が可能です。
まとめ
サスペンション専用ポンプは持っていたとしても、それをライディングに持っていくのは正直じゃまですよね。
使うか分からないですし。
それならばいざとなれば、というか普通にどちらでも使えるMP-2N1を選ばない手は無いと思います。
あ、ブラケットも付属しているのでボトルケージ台座に装着しておけます!
『二兎を追う者は一兎をも得ず』
MP-2N1はそれをよく心得たうえで開発された素晴らしい製品だと思いました。
さらに詳しいスペックや価格の情報はこちらのHPで!↓