こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
街ではあまり見かけないマルチハンドルバーの魅力についてご紹介します。
今回使用したのはBBBのマルチバーという商品です。
元々はドロップハンドルが装備されていたプラグにマルチバーを装着してみました。
何ともいえない形ですね、果たしてどこを持つのが正解なのかもわからないと思います。
取り付けは普通のハンドルと一緒で、ステムに挟み込んで固定します。
普通のグリップが使えないこともありませんが、マルチバー専用の長いグリップがあるので、それを使用します。
これの代わりにロードバイクで使われるバーテープを使ってもOKです。
取り付けるとこのようになります。
マルチバーのメリット
・ハンドルポジションが3か所
クロスバイクのフラットバーだと1つしか手の位置が選べませんが、マルチバーだと手前、奥、横の3つを選べます。
腕の位置を自由に変えられるので、特にツーリングの時などに疲れがたまりにくいです。
・楽な姿勢になる
この写真を見てもらうと分かりますが、ハンドル固定部分よりも手前にハンドルバーの位置が来ています。
これで上半身の前傾姿勢が楽になります。
マルチバーのデメリット
・幅が広いので、小柄な人には向かない。
横幅570mmなので、身長170cm以下の人には少し大きすぎるサイズです。
現状1サイズしかありません。
・本気で走るならドロップハンドルが優位
楽な姿勢で長距離を走ることを目的に作られているので、前傾姿勢は浅めになります。
より速さを目指すならドロップハンドルの方が有効です。
3か月ほど使ってみましたが、本当に楽な姿勢で背筋も疲れずに通勤できます。
力を入れて走りたいときは横を持てばバーエンド代わりにして強く踏み込むこともできます。
今クロスバイクに乗っていて、手が疲れるな~と思っている人は是非カスタムの候補に入れてみてください。