エアロヘルメットって、どれくらい効果あるの?エアロトップで検証。
自転車に乗った時の抵抗って、70%が空気抵抗ってご存知でしたか?
こんにちは、野宿大好きカマタです。
トライアスロンをやっていれば、必ず気になる「エアロヘルメット」
「BBB」「AEROTOP」は FDJ (エフ・デ・ジ)チームに供給しているヘルメットで、ツールドフランス2015のTTステージでも使用されたレース機材。
そんなレース機材のエアロヘルメット。
エアロヘルメットってどうなんだろう・・・って思っているひと、ボクもその一人でした。
疑問は
①効果あるの?
②暑そう
③重たそう
④恥ずかしい
エアロヘルメット初心者の私にとっては、こんなところが気になりました。
この疑問を解決すべく、ついにレースで使用してきました。 疑問の回答を順不同に。
③重たそう
実際に重量測定。 まずは愛用の「BBB」「イカロス」 255グラムでした
続いて期待の新人 「BBB」「AEROTOP」 358グラム
普通のヘルメットをかぶるときはサングラスとセットなので、サングラスの重さも測っておきましょう。 「BBB」「ADAPT」35.5グラムでした。
通常のヘルメット+サングラスとシールドつきのエアロトップ。
比べても67.5グラムの差。わかりやすく言うと、
Lサイズのたまご一個分
被ってみても「重くて疲れてしまいそう」という感じはゼロ。重さの面では安心できました。
次は④恥ずかしそう
実際自分がかぶってバイクに乗るとどんな風に見えるのか。それが知りたい。
ということで、野宿好き同僚のナカシ君に写真撮影をお願いしました。
・・・・うーん、自分の写真ながら、
悪くないではないか 笑
エアロヘルメットは近年長さもコンパクトになってきて、後ろ短いスタイルがトレンドになってきていて「AEROTOP」もかなりコンパクト。
これなら恥ずかしいというより、むしろカッコいい。
①と②は同時に。
【サイズ感】 普通のBBBのヘルメットと同じです。
なので、イカロスのMをかぶっているカマタはちょうどぴったり。
フィット感も全く同じなので、違和感なし。 調整もダイヤルで簡単です。
【暑さについて】
インプレした時は30度を超える暑い日中のレースでした。
ベンチレーションの穴が全面にしっかり空いていて、空気が入ってきます。
おかげで普通のヘルメットと比較してもほどんと変わらない暑さでした。
全面のベンチレーションから入った空気が、ヘルメット内部の溝を通って、頭部全体に広がります。
【視界が広い】
シールトが全面についていてサングラスが必要ありません。(もちろんシールドを外して、サングラスを使うことも可能ですが) ためしにシールドをつけたままでメガネをかけて被ってみましたが、被るときに引っかかってメガネが落っこちます。
被ってからメガネをかければ、使えることが分かりました。
サングラスをかけなくてもまぶしくなく、なおかつ驚くべき視界の広さに感動。
【風切り音】
ヘルメットで耳が隠れるので、こもった感じになって静かになるのかと思いましたが、乗ってしまうと違和感なし。普通のヘルメットと同じ。
【エアロ効果】
40キロ1時間12分 平均速度は時速33.3キロちょっと。 うーん、もっと感動的な数字が出ると思っていたんですが、そうでもなかったです。
でもバイクだけの順位は50番位だったので、自分なりには頑張った方だと思っています。
ちなみに普段から一緒に練習をしていて走力もほとんど同じナカシ君よりも3分くらい早くバイクゴールできたので、これもきっとエアロヘルメットの効果です。
平地で40キロオーバーで走れていることが多かったので、普段よりも速く走れている感覚でした。
アベレージ40キロで走れる人にはさらに効果があるんでしょうね。
エアロヘルメットは首を下げたり、横に振ったりすると風をもろに受けると聞いていたのですが、そこまででは無かったです。
コンパクト設計のおかげですね。できるだけ姿勢は維持したほうがエアロ効果は高いと思いました。 ということで、BBBのAREOTOP(エアロトップ) 次のレースでも投入予定です。またレポートさせていただくかもしれません。
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