BBBの隠れアイテムMINIFIX BFD-92のご紹介です。
目次
・MINIFIX ミニフィックス
#653209 税抜価格¥1,000
コレとそっくりなアイテムがリリースされています。
その名も「CAGEFIX」
こちらはボトルケージの台座を増設するためのアイテム。
使い方によってはかなり便利なオススメ商品です。
このMINIFIXはそれとそっくりなのですが、ちょっと違います。
・謎の用途
台紙を裏返してみると・・・
「シートポストクランプ」と記載があり、型番の「BFD」のFはフェンダーパーツのFの頭文字なのです。しかし、これに合うフェンダーがある訳ではなく、用途が全く分かりません。まさに使い方はあなた次第!という事なのです。
・構造
構造を理解する為にばらしてみると、穴の開いた部品は裏からネジで固定されているだけのシンプルな構造です。
フレームへの固定は片側のバックルをフックに引っかけて
先端をダイヤル部分に通して回すだけ。
穴の開いたパーツを固定するには裏から2.5mmのアーレンキーで締めます。
ネジロックが塗ってあるので、かなり固いです。先端のパーツをラジオペンチでつまんで回すとうまく行きました。
・エアロフレームにライトをつけたい
エアロフレームだと、フレームのいたるところが翼断面上になっているので、普通のライトブラケットだとつけられない場合があります。一応バンドできたとしても、不安定で乗っているうちにくにゃっと動いてホイールに巻き込んだりする可能性があり、危険です。
なんとなくうまくついているように見える、このライトも翼断面上のシートステーに無理やりバンドしているので、不安定で危険です。
ご覧の通り、翼断面上のフレームの上に乗っかっているだけの不安定さ。
・翼断面上のフレームにライトがつけられる
このMINIFIXを使えば、翼断面形状のフレームの多くにライトを付けられる可能性が上がります。
・極端な翼断面に注意
フロントフォークにも取付をしてみましたが、力が強すぎたのか、形状が厳しかったのか、バンドが切れてしまいました。台座部分反対のベルト側に負担が掛かりすぎる形状への取付はおすすめしません。今回はほぼ折りたたんだような形状になったため折れてしまいました。
お話をライトの取付に戻しましょう。余ったベルトは邪魔なのでカッターでカットしてしまいます。けがをしないように注意してください。
ベルトを傾けながら切ると簡単に切れます。
カット出来ました。フレーム形状にぴったりくっついているので、結構安定感があります。
・ライトのブラケットを分解
取り付けるライトのブラケットを分解してみました。穴の開いている部分を使って固定できそうです。
あてがうと問題が発生しました。丸で囲った部分が干渉してしまいぴったりとくっつきません。今回は穴に通るボルトとナットとは別に追加でこのスキマを埋めるスペーサーが必要です。
穴の径が4ミリと非常に細いのでそれに合わせたボルトが必要です。今回は某ライトブランドのブラケットのネジを拝借して使用します。スペーサーはちょうどよさそうなものが奇跡的に偶然私のデスクから発掘されたので、それを使用します。
ボルトの頭が直接樹脂に当たらないようにワッシャーは必須です。
・取付完了
元々のブラケットよりもしっかり取付ができ、エアロ形状のフレームでも安心です。
・ライト以外にもアイデア次第で
フェンダーのダボが無いフレームにフェンダーを取り付けるための台座として使ってみる
ゼッケンプレートの取付台座として使用する
など、ちょっと考えるだけでもいろいろ浮かんできます。
アイデア次第で色々な用途に役立つかもしれません。
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ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス
カマタアツシでした