目次
BBB エシェロン
オランダの総合パーツブランド「BBB」が発売している、ショートタイプのレース向けサドルです。
中央部に大きなカットオフホールを配したことで、深い前傾姿勢でも痛みが発生しにくくなっています。
幅は、145mmと155mmの2種類から選べます。
梶原選手は145mmを選びました。
梶原悠未選手
高校在学中より自転車競技を始め、直後より日本のレースシーンに存在感を表す。2014年全日本選手権女子ジュニアでの優勝を皮切りに、2015年ジャパンカップオープン女子優勝、世界選手権ジュニア女子ロードレース4位、2016年全日本選手権個人タイムトライアル2位など、トップ選手としての数々の記録を刻み続けている。ロードレースだけでなくトラック競技でも日本有数の実力者として知られている。2020年東京へ向けての期待が高まっている。
主な戦績(ロードレース)
- 2014年全日本選手権女子ジュニア優勝
- 2015年ジャパンカップオープン女子優勝
- 2015年世界選手権ジュニア女子ロードレース4位
- 2016年全日本選手権女子個人タイムトライアル2位
- 2017年世界選手権女子個人タイムトライアル44位
全体的な印象はどうでしたか?
印象としては、シックなブラック色がかっこよく、どんなカラーのフレームにも自然に合わせることができると感じました。
また、サドル幅は男女問わず、骨盤にフィットするよう研究され、生み出されたベストな145㎜である印象を受けました。
座り心地はよく、お尻が落ち着く感覚があります。
サドルを受け取った際の第一印象は、やはり参考重量280gで設計されたサドル本体の軽さでした。
高密度の軽量フォームが長時間の走行をフルサポートしてくれました。
サドル後方の両サイドは丸く下がっているため、後ろ乗りの際も、ペダリング時に引っかかる感覚がありませんでした。
また、スプリント時や、速度を上げた走行時にサドル前方へ前乗りをする際も、前方を細長く、広すぎない幅で設計されているため、ペダリング時に内転筋にサドルが接触する感覚がありませんでした。
良かったところを3つ教えてください!
①座る位置を変えることができて、痛みも軽減してくれるサドル形状
大きなカットオフフォールが圧迫を軽減してくれ、、血流を促進し、局部の痛みが軽減されました。また、サドル全体を縦に長く設計しているため、ロードレースの多様なシーンに合わせて座る位置を変えることが可能になり、様々な筋肉を使い分けることができました。
②カーボンで強化したシェルが衝撃を吸収してくれる
軽量な中空クロモリ製レールは軽くて丈夫なだけでなく、調整用の目盛がついているため、理想のポジションにセットしやすかったです。また、カーボン繊維で強化されたシェルが頑丈な設計を確固たるものにしてくれました。ロード練習やレース時の様々な路面に臨機応変に対応してくれ、凹凸や砂利の衝撃を吸収してくれました。
③雨でも滑らない防水カバー
防水加工してあり、耐久性の高い人口カバーは、悪天候への不安を取り除き、雨の中の走行でも、サドルが滑る感覚がありませんでした。
どんな人にオススメですか?
勝利を狙うレーサーにフィットするハイパフォーマンスなロード、マウンテンバイク向けサドルであると感じました。
また、長時間の走行を可能にし、フルサポートしてくれる高密度の軽量フォームであるため、長時間のライドを楽しみたいサイクリストにもオススメできます。
サドルによる局部の痛みに悩まされている方にも、BBB ECHELONサドルを試していただきたいです。