こんにちは。
ロングライダーのアッキーラです。
皆さんは、楽しい自転車生活を送ってますでしょうか。
目次
バイクパッキング用サドルバッグ
ロングライドや自転車旅行の荷物も余裕で収納
「今使っているサドルバッグでは、ロングライド用の荷物が入りきらない。」
「自転車旅行に行くので大きなサドルバッグを探している。」
「どうすれば自転車用の荷物をサドルバッグに収納できるの?」
と、考える方は、いらっしゃいますか?
今回は、cycledesign バイキパッキングサドルバッグを紹介します。
ロングライドや自転車旅行などで大型サドルバッグを必要とする方にオススメします。
このサドルバッグは、自転車通勤担当のサキが以前紹介したことがあります。
その時の記事は、こちらをご参照ください。
そして、私は今回『実践編』をお送りします。
ロングライドや自転車旅行において、必要な荷物やパッキング術を説明します。
Lサイズ 53×13×16cm 11リットル
どれだけ荷物が入るのか?
今回使用するのは、Lサイズのサドルバッグ(商品コード013948)です。
容量は、53×13×16cmで11リットルあります。
cycledesignが取り扱うバッグの中で、最大容量を誇ります。
正に、
『大は小を兼ねる。』
ことを形で表しています。
今回の実践編は、防寒具が多くなる秋冬を想定しています。
写真に掲載した荷物は、次の通りです。
1.袖なしウインドジャケット
2.ウインドブレーカー
3.半袖サイクルジャージ
4.スポーツ用アンダーシャツ
5.レッグウォーマー
6.アームウォーマー
7.冬用ビブタイツ
8.夏用サイクルショーツ
9.外部バッテリー
10.ケータイ用充電アダプター
11.各種アメニティグッズ
12.靴下
13.輪行袋
14.輪行用エンド保護金具
15.防犯ワイヤー錠
16.小さいサドルバッグ(パンク修理キット、予備チューブ2本、携帯工具入り)
17.輪行用フレーム保護マット
18.cycledesignバイクパッキングサドルバッグ
この荷物がこのサドルバッグに本当に入るのか、実際に試してみましょう。
パッキングのコツは、次の4点です。
1.重い荷物や使用頻度の低い荷物を奥側に入れる。
2.軽い荷物や使用頻度の高い荷物を手前側に入れる。
3.小物類は、ひとまとめにビニール袋に入れる。
4.次の行動予定を考慮して、荷物を入れる順番を変える。
この4点を念頭に置いて、収納しましょう。
ブラック
素材:210Dナイロン
ロールアップ式で高い防水性
このサドルバッグの特長を先に説明すると、布地が二重構造になっています。
内側の緑色の布地は、防水性が高いです。
多少の雨や後輪からの泥はねがあっても、内側の荷物にまで浸み込みにくくなっています。
さて、これからパッキングに取り掛かります。
出発前、自宅でロングライドの準備に取り掛かる、と仮定しましょう。
当日の行動予定として、自転車で自宅から走り出して、最寄駅に着いたら輪行袋で自転車を袋詰めする、と想定します。
その場合のパッキング手順です。
まず最初に、アメニティグッズをまとめて一つのビニール袋に入れましょう。
これは、使用頻度が最も低いからです。
歯磨きセットは、宿泊施設に備え付けている物を使えば、自宅から持参する必要がありませんね。
レッグウォーマーとアームウォーマーと靴下は、アームウォーマーと靴下を芯にしてロール状に丸めてしまいましょう。
これだけ丸めてしまえば、容積を小さくできます。
冬用ビブタイツと夏用サイクルショーツもまとめて丸めましょう。
これだけ小さくなります。
袖なしウインドジャケットとウインドブレーカーも一組にして丸めましょう。
旧いFELTロゴをあざとくアピール(笑)。
半袖サイクルジャージとスポーツ用アンダーシャツも丸めます。
見た目が白黒のロールケーキ(笑)。
パンク修理キットなどが入った小さいサドルバッグを入れましょう。
外部バッテリーやケータイ用充電アダプターもひとまとめにできますね。
これらは、『充電系』というグループでひとまとめにできます。
その際、柄付きのビニール袋を使うと、他のビニール袋と見分けやすいです。
ここまで収納した荷物がバイクパッキングサドルバッグに入りました。
力加減に注意しながら荷物を押し込むと、ちょうど中間当たりまで収まりました。
輪行用エンド保護金具と輪行用フレーム保護マットも同じビニール袋に入れます。
ご存知の通り、『輪行系』というグループだからです。
防犯ワイヤー錠を入れたら、輪行袋用品を入れましょう。
輪行用エンド保護金具と輪行用フレーム保護マットを入れたビニール袋をバイクパッキングサドルバッグに収めます。
最後に、輪行袋も収めます。
これで、全て収納できました。
バイクパッキングサドルバッグの内側を見ると、まだ少し余裕があります。
しかし、荷物を入り口まで入れてしまうと、バイクパッキングサドルバッグを閉じられなくなりますので注意しましょう。
バイクパッキングサドルバッグの口を閉じるには、両端のフックを持って、下方向にバッグの布地を巻いていきます。
この時、内部の荷物が暴れない程度に押さえつけるように巻きましょう。
両端のフックは、バイクパッキングサドルバッグの前方にある留め具で左右それぞれに固定します。
これで、パッキング完了です。
おさらいすると、パッキングは次のようになります。
『最寄駅で自転車を輪行袋に詰める場合』と併せて、『今から自転車で走り出す場合』も表にしました。
今から自転車で走り出す場合、荷物を収める順番が変わります。
防犯ワイヤー錠が一番手前側に来るのは、小休止などで自転車をどこかに施錠する頻度が高いからです。
この他の荷物は、季節・天候・走行コース・自転車の状態・体調・サイクルコンピュータのバッテリー残量によって変わることもあります。
あくまで参考例ですので、お好みや使用頻度に合わせて荷物の順番を入れ替えていただきますようにお願いいたします。
写真を撮ってませんが、他の防寒着は自分の身体に着込んでしまうこともできます。
フルフィンガーグローブやサイクルキャップやネックウォーマーなどは、着込んだジャケットの背面ポケットに入れてしまいましょう。
自転車を輪行袋に入れて持ち歩く時、バイクパッキングサドルバッグも輪行袋の中に入れている場合、この3点は背面ポケットに入れている方が出し入れしやすいからです。
鉄道などの公共交通機関を利用する場合、ハーフパンツなどでサイクルショーツを隠すようにすることも忘れないでください。
シートポストとサドルレールとの2点で確実に固定
着実に固定するためにベルトを活用
バイクパッキングサドルバッグは、シートポストとサドルレールとの2点で確実に固定できます。
<ここだけの話(その1)>
私はベルトを活用して、固定力をさらに高めています。
写真のように無段階に調整できるベルトは、ベルト布地が緩もうとすると、留め金具が緩まないようにベルト布地を引き締める構造になっています。
このベルトを使えば、次のメリットがあります。
1.バイクパッキングサドルバッグを力強く固定して、不意の脱落を防げる。
2.強い衝撃でバイクパッキングサドルバッグ本体の留め具を破損から守れる。
3.バイクパッキングサドルバッグが揺れにくくなり、自転車が安定する。
自転車を安全に走るため、ぜひ活用していただければ、と思います。
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私は、ロングライドへ行く時、大型のサドルバッグをいつも使用しています。
今まで使っていたものは、バイクパッキングサドルバッグより一回り小さい物でした。
この一回り小さいサドルバッグは、今回のような大荷物が入りきりませんでした。
この事が2年前の東京→直江津320kmロングライドで危うく命取りになるところでした。
なぜか?
防寒用ジャケット1枚を一回り小さいサドルバッグに入りきらなかったため、自宅に置いてしまったからです。
その結果、真夜中の黒姫高原では気温が2度しかなくて、低体温症で危うく倒れそうになりました。
今でこそ、笑い話で済んでいますけどね。
『あの時、このcycledesignバイクパッキングサドルバッグ(Lサイズ)があれば良かったのに。』
と、このバッグを見る度、いつも思い返しています。
東京→直江津320kmロングライドの記事は、こちらをご参照ください。
<ここだけの話(その2)>
私は、このバイクパッキングサドルバッグの他に、ウエストポーチも使っています。
このウエストポーチは、貴重品を主に入れています。
財布、自宅のカギ、防犯ワイヤー錠の開錠キー、ケータイ、スマホ、手帳、サングラスの予備レンズ、こむら返り予防の漢方薬、携帯用プロテイン、日焼け止めクリーム、宿泊施設の予約用紙などです。
これらは、使用頻度が高かったり、すぐに取り出せるようにするためです。
日焼け止めクリームは、バイクパッキングサドルバッグの手前側に入れてもいいかもしれません。
逆に、両肩に背負うリュックサックは使いません。
肩ヒモが食い込んで肩こりを誘発するだけでなく、背中が蒸れてしまって、汗が蒸散しにくいからです。
ロングライドでは、両肩に何も背負わないと、とても楽になりますよ。
お好みで使い方をいろいろ工夫していただければ、と思います。
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いかがですか?
大容量で荷物を収納できるcycledesignバイキパッキングサドルバッグを使ってみませんか?