自転車通勤でエッグビーターからキャンディに乗り換えた感想

こんにちは、自転車通勤担当のサキです。

軽さと見た目で自転車通勤バイクにエッグビーターを使っていましたが、クランクがマットブラックなのでそれにコーディネートしたいと思い、キャンディ3に取り替えました。

キャンディはエッグビーターに枠がついただけという見た目ですが、意外と走った時の印象も異なったのでご紹介。

まず見た目のサイズ感の比較

キャンディーはエッグビーターの周りに外枠がついた形をしています。
外枠はかなりコンパクトなので自転車に取り付けた印象もあまり変わりありません。

クランクブラザーズ キャンディ エッグビーター 比較インプレ (5)

もう一つ大きなモデルになるとマレットって言うモデルがありますが、こちらはハードなマウンテンバイクライドを意識して作られているのでかなり大きなケージがついています

ここまで大きいケージがあると、スニーカーで踏んでも結構快適ですが、ロードバイクにつけると何とも存在感が大きすぎます。

重量差

使ったみた印象は通勤でもレースでもキャンディの方がおすすめです。
ただ、唯一重量差はエッグビーター3が280gに対して、キャンディ3が340gなので、60gの差があります。
シクロクロスなどでかつぐシーンを想定すると、軽量なエッグビーターを選ぶ選手がいるのも納得です。

ステップインの感覚

エッグビーターの方がステップインするスプリングが全面に出ているので簡単かと思っていましたが、実際はキャンディの方が簡単でした。
慣れれば足を置くだけで簡単にステップインしてくれるのがクランクブラザーズのビンディングペダルの特徴ですが、キャンディの方がさらに雑にステップインしても許してくれます。
特に足を置く場所がペダルに対して左右で適当な位置に置いた時、エッグビーターだとペダルがコロコロ回転してしまって滑ることがありましたが、キャンディだとステップインしていなくても足を乗せたままペダリングできます。

ステップインしていなくても踏みやすいので、足を置いた状態でズリズリ位置をずらしてステップインができるので、信号待ちでペダルを外すシーンが多い自転車通勤では快適です。

スニーカーで踏んだ時

先ほども書いたように、キャンディはステップインしていなくてもペダルを回しやすいです。
エッグビーターも踏めないことはないですが、クランクの回転方向(接線)から少しでも力の入れる方向を変えると、ペダルがソールの下で回転してしまって結構危ないです。
とはいえ、キャンディもケージは小さいので、ちょっと近くのスーパーに買い物に行くぐらいがいい所です。
スニーカー+キャンディで30分は走りたくありません。

ペダリング中のキャンディとエッグビーターの比較

ペダリング感覚は両者同じだと思っていましたが、キャンディの方が好印象でした。
実際に走ってみると、シューズソールとの接触面積が広がったことを感じました。

クランクブラザーズのペダルは共通して、前後のウィングと左右のボディの合計4か所でシューズと接触する構造になっていて、この接触ポイントの多さが多くのレーサーから愛される理由でもあります。

キャンディで感じたソールとの密着感の良さはその左右のボディ形状の違いにありました。
エッグビーターはボディ左右は丸型ですが、キャンディは平らに近い形状です。
このため、シューズとの接触面積が大きくなり、よりダイレクト間のある踏み心地になっていることが分かりました。

ロード用のビンディングまでとは言いませんが、かなりのホールド感があります。

クランクブラザーズ キャンディ エッグビーター 比較インプレ (4)

まとめ

自転車通勤ライダーにはエッグビーターよりもキャンディがおすすめ。
・ステップインがやりやすい
・ペダリングの入力もしやすい
・バイクに合わせたカラーコーディネートがしやすい。

自転車通勤ライダーに限らず、ロードバイクを使ったツーリングバイクやバイクパッキングツーリングをする方にはキャンディがおすすめです。
旅先でサンダルに履き替えてリラックスした時に、ちょっと買い物に行きたい!となった時にも気軽に踏めます。