こんにちは。
ロングライダーのアッキーラです。
皆さんは、楽しい自転車生活を送ってますでしょうか。
目次
- 1 サドル沼からサヨナラできる ロングライダー必見の神サドル
- 2 RXサドルシリーズの最高峰 サイズ:279×152mm 参考重量:400g 長距離・ツーリング向き
- 3 1.RXデザインサドル
- 4 2.スポーツ医学形状
- 5 3.Infinite Comfort System(インフィニットコンフォートシステム)
- 6 4.Dual Density(デュアルデンシティ)
- 7 お尻の痛みは、なぜ起きるのか? それは骨盤から上にある上半身の体重が内股に掛かるから
- 8 ”サドルのクッションが厚くても構わない。” ”見た目よりもクッション性が大事だ。” ”長丁場のロングライドは、完走できてナンボ。” ”局部への痛みを感じず、涼しい顔で完走できる方がカッコイイ!”
- 9 なぜこのサドルを選んだのか? それは私のロングライドを支える最も重要なパーツだから
- 10 このサドルに跨ったまま、ペダルを回し続けられました。 このサドルのおかげで、内股の痛みを防げて、目的地まで走り続けられました。 このサドルだからこそ、長短様々なロングライドを楽しめて、完走できました。
- 11 『神サドル』
サドル沼からサヨナラできる
ロングライダー必見の神サドル
「サドルに跨る度、内股が痛くなって困っている。」
「お尻があまり痛くならないサドルを探している。」
「お尻の痛みを軽減するにはどうすればいいか?」
と、考える方は、いらっしゃいますか?
今回は、SERFAS MH-RX ハイパフォーマンスを紹介します。
自転車ロングライドの初心者から上級者まで全ての方にオススメします。
『ろんぐらいだぁす!』聖地巡りに夢中になって、このサドルを紹介するのをすっかり忘れてました!
( ̄▽ ̄;)
RXサドルシリーズの最高峰
サイズ:279×152mm
参考重量:400g
長距離・ツーリング向き
このサドルはスピードバイク/ロードバイク向きで、2時間以上のサイクリング、レースにも最適です。
同じ系統の『RX-アドバンス(商品番号651436)』を前傾姿勢に対応させた細身のデザインで、ペダルの回転数(ケイデンス)が高くなっても、太ももの内側がサドル前半部分に擦れにくくなっています。
このサドルには、大きな特長が4つあります。
1.RXデザインサドル
スポーツ医学に基いて、理想の形状を追求しています。
サドルを2つに分ける大きな溝は、局部への痛みを大幅に低減し、通気性を確保しています。
また、サドルが左右に完全に分かれた形状により、尿道付近の圧迫をゼロにしています。
さらに、左右が独立してライダーの動きに合わせて動くことでおしりの痛みを大幅に軽減します。
コンピューター解析で圧力を分散していることを実証済です。
最高レベルのクッション性を実現しました。
2.スポーツ医学形状
カリフォルニア大学ケネスタイラー博士との痛みの研究結果に基いています。
ライダーの筋肉、骨格、神経、全ての負担を軽減するドクターモデルでもあります。
3.Infinite Comfort System(インフィニットコンフォートシステム)
インフィニットコンフォートシステムは、スポーツ医学に基いて、複数の素材を内部で使い分けています。
サドルの中で、圧縮性の異なる2種類のパッド(赤い部分とオレンジ色の部分)の組み合わせているのです。
サドル後半部分では、パッドの厚みが最大でおよそ40mmくらいあります。
この『組み合わせ』と『厚み』がお尻への負担を劇的に減らしています。
4.Dual Density(デュアルデンシティ)
デュアルデンシティは、サドルフレームの特殊ラバーがしなる事で地面からの衝撃を吸収する技術です。
剛性の高いベースの上に衝撃吸収性の高いソフトゲル(青い部分)を配置しています。
このソフトゲルが地面からの衝撃を吸収する重要なパーツなんです。
これら4つの特長の他に、マイクロファイバー表面素材は最高のフィット感と防水性を実現しています。
中空クロモリレールでさらに軽量化されており、目盛りが付いているのでサドルの位置調整が簡単にできます。
詳しいことは、こちらをご覧ください。
SERFASサドル開発ストーリーです。
https://www.riteway-jp.com/pa/serfas/saddle_development.html
お尻の痛みは、なぜ起きるのか?
それは骨盤から上にある上半身の体重が内股に掛かるから
上の画像は、ライダーがサドルに跨った時、サドルに掛かる圧力を図式化したものです。
コンピューター解析によって色付けされた所から判るように、赤い部分が圧力を最も大きく受ける部分になります。
左側のPC画面は、他社製品のサドルを表しています。
圧力の掛かり方は、山の形を描くかのように赤く拡がっていることが判ります。
山の頂点は、ライダーの内股とちょうど一致していることがお判りいただけますでしょうか。
つまり、ライダーがサドルに跨っている間、尿道付近はずっと圧迫され続けることになります。
この圧迫が内股への痛みとして、時間を掛けて蓄積されていきます。
一方、右側のPC画面は、SERFASサドルを表しています。
圧力の掛かり方は、左右の2ヶ所だけ赤く拡がっています。
逆に、中央部分は、圧力が全く掛かっていません。
これは、このサドルのクッション部分が左右に分かれている構造で、お尻の臀部(でんぶ)をちょうど受け止めていることを示しています。
中央部分にある真っ直ぐな溝は、尿道付近の圧力を逃がしているわけです。
言い換えれば、中央部分の何もない空間は、内股を圧迫させずに『快適な状態』を作り出しているのです。
私は、
”クッションの分厚いサドルは、カッコ悪い。”
と考えていました。
ロードのプロ選手たちのサドルは薄くて、シートピラーがフレームから長く伸びています。
”深い前傾姿勢で走る姿が、力強くてとてもカッコイイ!”
と思ったからです。
しかし、2年前の佐渡ロングライド210kmを無事に完走してから、サドルのクッション性を見直しました。
なぜなら後半の110kmは、内股に痛みを感じながら走り続けたからです。
そこから考えを改めました。
”サドルのクッションが厚くても構わない。”
”見た目よりもクッション性が大事だ。”
”長丁場のロングライドは、完走できてナンボ。”
”局部への痛みを感じず、涼しい顔で完走できる方がカッコイイ!”
佐渡ロングライド210kmの完走で、サドルの考え方が正反対に変わりましたね(笑)
「たかがサドル1個で何を言ってるんだ?」
と、思われるかもしれませんが、
「されどサドル1個でスポーツ医学に基づいて徹底的に研究し尽くしているのです。」
これこそが、
~ SERFASサドル が SERFASサドル たる 所以(ゆえん) ~
なのです。
『自転車のセッティング』に関する話は、こちらをご覧ください。
ほんの少しだけ、サドルを紹介しています。
なぜこのサドルを選んだのか?
それは私のロングライドを支える最も重要なパーツだから
写真のサドルは、数々のロングライドの完走を支えた現物(!)です。
SERFASロゴや他のプリント部分に擦れや痛みが全然見当たりません。
使い始めてから1年9ヶ月(!)も経つにもかかわらず、見た目が新品のままをなぜか維持しています。
私は、このサドルに変えてからも色んなロングライドを完走しました。
1.東京・池袋→新潟・直江津 319.5km
2.神奈川・境川サイクリングロード→自宅 105.3km
3.長野・木崎湖&小熊山 23.8km
4.長野・アルプスあづみのセンチュリーライド 161.7km
5.神奈川・つきみ野→静岡・伊東(ナイトライド)108.8km
6.神奈川・ヤビツ峠→宮ケ瀬湖→座間 63.1km
7.東京・葛西臨海公園→埼玉・小川町(荒川サイクリングロード)121.8km
8.栃木・日光いろは坂→中禅寺湖→宇都宮 83.9km
9.広島・尾道→愛媛・今治(しまなみ海道)125.9km ※やり直し含む
10.神奈川・三浦半島(浦賀→三崎港→江ノ島)81.2km
上記のロングライドで、痛みを感じたのは、東京・池袋→新潟・直江津319.5kmだけです。
東京からおよそ230km地点・JR長野駅の手前辺りで、違和感をお尻の臀部に感じ始めました。
出発から休憩時間を入れて20時間近く経っているので、無理もありません。
一方で、尿道付近は異常を感じませんでした。
大きなサドルバッグを後ろに取り付けていたこともあり、立ちこぎをあまり行いませんでした。
それでもサドルに跨ったままでペダルを回し続けられました。
内股に掛かる圧力がサドル中央の割れ目で分散されていたからです。
信号待ちでサドルから腰を下ろしたり、コンビニで休憩したり、長野県・野尻湖からの長い下り坂は腰を浮かせたりもしました。
走行距離が300kmを越えると、終盤の新潟県上越市に入りました。
そこから平坦な道のりとなって、ペダルをまた回し始めました。
それもサドルに跨ったままの状態です。
ペダルの回転数(ケイデンス)を落とすことなく、毎分80~90回転くらいを維持したままゴールのJR直江津駅に到達しました。
この時、左右の股関節付近と両膝がわずかに痛みましたが、走れる余力はまだ残ってました。
走れる余力と言っても、せいぜいプラス20kmくらいでしょうか。
走行時間は26時間7分掛かりましたが、休憩時間を除くとおよそ20時間くらいの間、サドルの上にほとんど跨ったままだったことになります。
このサドルに跨ったまま、ペダルを回し続けられました。
このサドルのおかげで、内股の痛みを防げて、目的地まで走り続けられました。
このサドルだからこそ、長短様々なロングライドを楽しめて、完走できました。
私がこのサドルを
『神サドル』
と呼ぶ理由が少しでも伝えられれば、幸いです。
東京・池袋→新潟・直江津319.5km走った記事は、こちらをご覧ください。
いかがですか?
ロングライドに適したサドル SERFAS MH-RX ハイパフォーマンスを使ってみませんか?